ハリルホジッチ監督が解任されました。
W杯まであと2ヶ月での解任になりましたが、あまりよくありませんね。あと2ヶ月をほかの監督で行っても上手く行く可能性は低いと思います。
サッカー協会はタイミングを間違えた感があります。無理やりサッカーを変えるのではなく、ハリルホジッチ監督のやり方を維持したままW杯を迎えるべきだと思います。
そもそもハリルホジッチ監督の目指す縦に早い攻撃はとても効果的で、少ないタッチでゴールまで行ければ、相手の守備陣形が整う前にシュートまで持って行けるので、チャンスの数自体も増えるし、難しい技術を駆使しなくてもゴールまで行ける可能性もあり、強いパスを出すことができれば、相手のパスカットが乱れることがあるのでカウンターのリスクも避けることができます。
しかし、日本には距離の長いパスが上手な選手がなかなかいないなという印象もあり、パスを収めて展開できる選手も大迫選手ぐらいしかいないので、相手にパスを読まれたりして、大迫選手が孤立したりします。さらに、決定力が高い選手が少なく、岡崎慎司選手などの決定力が高い選手があまり代表に選ばれていないこともあり、チャンスを作れても決めきれないことが多く、決定力問題はずっと問題視されています。
つまり、日本は縦に早い攻撃を完成させられるタレントがまだ少ないのです。
ハリルホジッチ監督は日本にはまだもったいない監督だったのです。しかし、だからといってハリルホジッチ監督を解任させていい訳ではないと思います。むしろハリルホジッチ監督に人材を育成してもらい、長い時間をかけて縦に早い攻撃を完成させるべきだと思うのです。
しかし解任されてしまった監督のことを嘆いても戻ってこないので、これからどうするべきなのかを考えなきゃいけません。まあハリルホジッチ監督のやり方をW杯が終わるまでは維持すべきなのですが、その後についてはまだなんとも言えません。僕的にはパスサッカーをすべきだと考えていますが、ハリルホジッチ監督のやり方を維持できるならその方がいいかもしれません。
どっちにしてももっと日本の選手のレベルが上がるよう選手はもちろんファン、サポーターも努力しなければいけません。