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輪行について考える

輪行とは、自転車を専用の袋に入れて公共交通機関に持ち込んで一気に長距離稼いでしまう必殺技なのです。電車・バス・飛行機・フェリーいずれの交通機関も輪行袋に入れれば持込を認めています。

 

輪行は自転車をもってどこかに行くとき、家から乗っていけない時など、かなり重宝する技です。

満員電車でやるとかなり迷惑がられますが(笑)

 

飛行機:これは輪行とは言いにくいかもしれないですね、カウンターで手続きとって預けちゃうんだから(笑)

飛行機に自転車を乗せるには少しほかとは違う作業を要します。それは「空気」飛行機は高度数千フィート

を飛行しますので気圧が低下します、荷室は客室ほど厳密に増圧してるわけじゃないのでタイヤの空気を

パンパンに入れてると破裂してしまう可能性があります。そこで預ける前に空気を抜いておく必要があるのです。

 

電車:以前は乗せる時に、数百円のお金を取られていましたが、現在は私鉄JR含めてタダで乗せることが出来ます。ただ、暗黙のルールみたいなのがあって「倒れないようにする」「邪魔にならないように後ろに置く」等、ほかの客に気を配ってないといけません。自転車を置いてその場から離れて座席に座るときも目に入るポジションがベストだと思います。

 

バス:これはワンマンは不可能です。長距離のみです。長距離バスの場合は車内に持ち込めないので、トランクルームに預けることになります。が、これは時期と場所によってはちょっと面倒なこともあります。

というのも、トランクルームは大型の長距離バスでもそんなに広くありません、トランクが二つあったりもしますが、殆どの場合、自転車は寝かせないと入りません。客が少ないときはそれでもいいのですが、客が多く荷物も多い場合、自転車の上にノ可の客の荷物を乗せられる場合がありますので、乗務員に言って何とかしてもらいましょう。これも、追加料金は取られません。

 

フェリー:旅人の長距離移動は安いけど時間のかかるフェリーは定説といっていいほどです。

フェリーは車両甲板にバイクと一緒に自転車を置くことが出来ます。が、当然その場合は自転車料金を取られます。そこで輪行なんですが、これが曲者・・・なんとフェリーは自転車を輪行袋に入れても自転車手荷物料金を取られるところが多々あります。知らないでそのまま行こうとすると、放送で呼び出されたりします。一度憤慨してカウンターに言った所、自転車はどんなに畳んで小さくしても自転車料金を取ると言うので、「じゃあ行商や自転車より大きな荷物を持ってる人はどうするのか?」と聞いたところ「場合によりけりです」とちょっと納得のいかない返事をもらったことがあります。なんともやりきれないです。

※フェリー会社によっては輪行袋に入れた状態でも船室に持ち込ませずに、一時預かりになるところがあります。事前に預かって下船後にターミナルで返してもらったり、船員室で預かってもらったりと、会社ごとでかなり違うようです。

 

では、具体的に輪行するにはどうすればいいのか?

輪行は輪行袋に自転車をバラして詰め込む事で可能になります。

輪行袋は各社かあ発売されていて値段はピンキリですが、どれも同じようなものです。懐具合にあわせて選びましょう。

しかし、別に専用の袋に入れなければならないというわけではないです。市販されてるのを見ると自作できそうなタイプのもあります。輪行はチェーンやギヤなど他の客に油が付いたり、突起部が露出しないようにすれば良いので、言ってしまえばブルーシートやゴミ袋をガムテープで貼り付けて包んでしまえばOKなのです。

しかし、ただ自転車を包めばいいというわけではなく、ある程度小さくしないといけません。

これは市販の輪行袋ごとに指示がありますが大体の袋が前輪・後輪・ペダルを外して包みます。ランドナーにいたってはタイヤだけで無く。Fフォークやハンドルまで外してしまうのでかなり小さくなります。一部、タイオガやオーストリッチから前輪だけ外せばよいタイプのものがあります。私はこのタイプを使っています、小さくはならないですが、後輪を転がして移動できるし、中々便利です。が、これには弱点があって、元々MTBやランドナー用なのか、700Cの自転車には少々小さく、タイヤを包み込むファスナーがキチキチでついに2シーズン目にファスナーが壊れてしまいました。(現在はファスナーの代わりにマジックテープで留めています)

結論から言ってしまえば輪行するのに一番適しているのはフォールディングバイク(折りたたみ自転車)なんだけど、自分の旅のスタイルに合わせてのんびりやってみてください。

 

※飛行機への自転車持込は自転車袋はあまりお勧めしません、荷物は結構乱暴に扱われてる可能性があるので、自転車が入っていたダンボールに入れるのが一番です。(自転車屋に言ったらもらえると思う)

※ここでは触れませんでしたが、Fフォークはタイヤが付いてないと横からの圧力に弱いので専用のエンド金具を付けるのをお勧めします。

※輪行する時にはペダルの忘れ物が多いです。到着してからペダルが無いと後々にイヤーな気分になります。そのときはクランクにキチキチさいずの棒なんかを挿して自転車屋までこいで行きましょう。都市部ならその必要は無いですけど(笑)

旅に持っていく本について考える

さて、旅に出て一日の行動が終わってテントや宿で休んでいる時何をしていますか?

私はテント設営後は夕食を作って、片づけまで終わったらラジオを聞きながら本を読んでます。

バイクで旅したのは高校のころだけなので持っていくのは当然軽い文庫本になりますが(笑)

(何度か、ハードカバーも持っていったことがあるけど、殆ど文庫本)

 

知らない土地で知らない放送局のラジオを聴きながら(夏だとNHK以外は大体野球中継だけど(笑))

本を読んでその世界に没頭してしまう。普段家で読むのと違って、新鮮な気分で読める。

ではどのジャンルが一番旅向きなのか?

 

はっきり言って個人の趣味だから何でもよい

こんな事言うとこの書き込みの存在意義がなくなっちゃうんですが、

こればっかりはねぇ・・・

バックパッカーで作家のシェルパ斉藤氏は自然系の本や旅系の紀行文は逆に白けると言っている様に

まさに人それぞれ。硬い内容のものからゆるーいやつまで好きなものを読んでみてはどうだろう。

私は時々、旅先のしょぼくれた(失礼)小さな本屋でランダムに選んで買ってみたりもする。(当り外れ

がでかいけど)

しかし、中でも私がお勧めするのはズバリ恋愛小説

これを人に言うと爆笑されるんだけど、一人安穏と旅していて何が楽しいかって色んな人と話したりとか

そういう出会いなんだけど、もしかしたらどこかで運命の出会いがあるんじゃないかって期待を膨らまさ

せてくれるという!!!たとえ彼女が居ようとも、そういうのを期待してしまうのが悲しい男のサガ・・・

「恋は人生のスパイス」って言うくらいだからねぇ・・・

究極の旅チャリについて考える

旅チャリに求められるモノは何か?

1:積載力

2:快適性

3:耐久性

では無かろうか?

 

1:これは言うまでもなくキャリアが搭載できるか否かである。自転車にMAXで荷物を積むにはリアキャリア・フロントキャリアにそれぞれサイドバックを搭載し、フロントバックを付けた状態と考えられる。

リアキャリアはほぼ全ての自転車に装着可能だと考えられる(一部、ビーチクルーザー系は不明)リアキャリアとフロントバックさえつけれたら規模によりけりだけど、大概の旅には出れると思う。(リアキャリアを付けるのに必要なリアエンドのダボ穴がロードバイク等無いものがあるがVIVAのクイックエンドアダプターを使用すれば取り付け可能)

さて、問題はフロントキャリアなのだけど、これは一部を除いてほぼ全てがカンチ台座(フロントブレーキ(カンチブレーキやVブレーキ)を取り付けている台座)を使って固定しているためロードバイクやリカンベントには取り付けは不可能である(ロードバイクはサイドプルブレーキを使っているため取り付け負荷、リカンベントは構造上取り付けは不可能と考えられる)

 

2:長距離・長時間・長期間走り続けるには疲労は少ないほうがさまざまなトラブルから自分を守る事に繋がる。私も、友人と九州一周したとき、疲労が重なってナーバスになって道を間違えただけで喧嘩したりと、中々大変な思いもしたものだけど(笑)

ではまず疲れないにはどうすればいいか?走り方とかはさて置いて、パーツの構成的に疲れない様にするには、下記のような構成が私の経験上よいと思われる。

○ドロップハンドル

○SPD

○700C 

○スリックタイヤ

○リジット

これがベーシックなパーツ構成である。ドロップハンドルはポジションの多様性という面からである。長時間同じ姿勢というのは中々厳しい。ドロップハンドル化することは旅チャリにとってはかなり違いが出てくる。

SPDとはシマノが出しているビンディングペダルの総称だが、専用ペダルとシューズ、シューズ裏に取り付けるクリートから構成され、ワンタッチ(?)でペダルとシューズが一体化する。こうすることによって「引き」が使えるようになって効率的なのだが、いかんせんこのクリートが邪魔者で、歩く度にカチャカチャうるさいのだ。ローディーはこれがたまらないのだけど、観光やら街中を歩くことの多いチャリダーにとっては邪魔以外の何者でもない。MTB用のSPDは使用目的の違いから、普通に歩くことも可能であるのでこちらがお勧め、SPDが取り付けられるサンダルも市販されている。それでも普通の靴が使いたいという人にはオーソドックスにトゥクリップというのもある。値段的にも安価だし、旅チャリ「らしい」フォルムにもなる。

700Cはタイヤの規格である。MTBは26インチ。ランドナーは650Cという規格だが、この中で最大径なのが700C、外径が大きくなることでジャイロ効果から直進安定性が増し、高速走行が可能になる。

ロードバイクは700×23C程度が普通だが、旅チャリには荷物を積んだり重量がかさむので700×25C~38Cまでが適当と思う。

スリックタイヤ、毎年夏になるとMTBでブロックタイヤのまま舗装路を走ってる高校生なんかを見かけるけど山を走るならともかく、ほとんど舗装路を走る日本ならば、スリックもしくはセミスリックが走行抵抗を低下させより快適に走ることが出来る。

リジット、これはサスペンション無しを意味する。最近のものはロック機構などが付いてるが、軽量化、トラブルフリーな面からデフォルトでリジットの自転車を選びたい。サスペンションは振動も少なく快適だが「沈む」というのは力が逃げる事でもあり、こぐ度に無駄な力が出て行くことは出来れば避けたい。

(フロントサス車は多いがフロントサス対応のフロントキャリアが出ているが、リアサス対応のリアキャリアはあまり使える代物ではない。しかも重い。リアサスペンション車は旅チャリ向きではない)

 

後、BE-PAL2003年7月号の特集記事によるとBB(ボトムブラケット)の中心からリアハブの中心までの距離(チェーンステイ長)が420mm以上だと旅向き、チェーンステイ長が長いほど直進安定性が増し、ゆっくり走ってもふらつかず、荷物を積んだ時のバランスも良いと記されている。

 

3:これは長距離走った時に起こる思わぬマシントラブルが起こりにくいか否か。

近年、激安チャリのフレーム折れなんかの話を聞くが、ちょっとこれはいただけない。金属疲労や溶接部の不完全さがそうさせるのだろうが、自転車に依存している自転車旅にそれは困る。ある程度信頼できるメーカー製のものを選びたい。値段も張るがそれは信頼性を買っていると思えばそう高くも無いのかもしれない。自転車で一番神経使う部分は変速機、旅の途中でこれが壊れると色々と支障をきたしてしまう。

これがトラブルフリーになると自転車旅自体が少し違うものになる。

現在外装変速機はシマノ(MTB・ロード)・スラム(MTB)・カンパニョロ(ロード)などが出回っているが、スラム・カンパは海外メーカーでパーツが専門ショップでも手に入りにくい。大抵の自転車にはシマノ製変速機が付いているが、下は(リア)7段変速から上は10段まで幅があるが、トップとローの間が細かくなっているだけで、状況によってケイデンス(ペダルの1分間辺りの回転数)を一定にしようとしているだけで、あまり気にしないのであれば何段でも構わないと思う。ただ、フロントに限っては旅チャリならば三枚あった方が良い。(ロードバイクは2枚が普通)

内装変速というものがある。シマノがシティー向け自転車に搭載しているやつで最大7速のインター7というのがある。小径車には内装3段と外装変速を組み合わせているものもある。

最近、ローロフというメーカーからスポーツバイク向け内装14段のリアハブが発売されたが、トラブルフリー、多段という面から今後旅チャリ向けにならないか期待している。(現行ではDHなどに使われるようだ)

 

これは私の経験から導き出した結論であり、絶対ではない。

私には私の旅感があり、それに基づいて自転車を選び、カスタムしている。

そう考えるとおのずと自分に合った自転車が浮かんでくるのではないだろうか?

今回のレポートが何らかの一助になってくれれば幸いである。

 

ちなみに、私が選ぶ旅チャリはシクロクロスです。

入門機なら、値段もそこそこだし、キャリア用にダボも付いているやつもあるし、ドロップハンドルで

カンチブレーキでフロントキャリアも付けれるから、これからのスタンダードになるのではないでしょうか。

なんとなく旅について考えてみる。

なんとなく今までいろんな所に行って見たりしてきた。

そのつど色々資料とか探し回ってみたり、お店の人に聞いたりしてきて、あんまりにも自分の求めるデータがそろわなくてイライラしたりしてきた。まあ、お店の人だって商品買ってもらわなきゃいけないんだから仕方ないって言えば仕方ないけど(笑)

 

これはウチの勝手な思い込みだけど、大学生の山岳部とかワンゲル部ってお金とかどうしてるんだろ?親からの仕送りと奨学金とバイト代とかから捻出してるんだろうけど(部費とかはどうなんかな、早稲田とかあの辺の山部ならOBからの資金援助とかありそうだけど)ある程度は「出してもらってる」ってのがあるんじゃなかろうか。知ってる人がたら教えてほしいところ(笑)

まあ、そこでそういう資金援助もなく、お金に余裕の無い人は色々省けるものは省いたりして代用して見たりしたいけど、お店の人はそういうのあんまり教えてくれないという矛盾・・・

程度によりけりだけど、国内3シーズン(春夏秋)ならばホームセンターとかで売ってるよくわかんないアウトドア用品も使えたりとか、わざわざ高いメーカー品買わなくてもいけるという今までの約10年分のウチの小技をちょこちょこ出していこうかなと、データベース的な意味合いでここを開設してみたのでした。