牛乳を飲むと乳癌になる可能性があることを示す研究をカリフォルニア大学の研究チームが発表しました。
乳癌の女性と健康な女性の合計239人の乳腺細胞を調べたところ、乳癌の女性の方がウシ白血病ウイルスに感染している率が3倍多かったという結果が出ました。
アメリカの農務省の調査では83.9%の事業者の牛乳からウシ白血病ウイルスが検出されたといいますので、感染経路は牛乳である可能性が高いです(感染経路ははっきりしていませんが、恐らく牛乳が原因ではないかと研究者は考えているようです)。
米国農務省の調査で、牛白血病ウイルスの感染率が高いことが判明した。「2007年の酪農調査の一環として、30頭以上の乳牛を保有する事業所534カ所から大規模貯乳槽に集められた牛乳について、牛白血病ウイルスに対する抗体がないか酵素関連免疫吸着剤アッセイ(ELISA)により検査したところ、調査した全米の乳牛事業所のうち牛白血病ウイルスに陽性反応を示した事業所は83.9%にのぼった
ウィキペディアより引用
なぜ、ウシ白血病ウイルスに感染すると乳癌になりやすくなるのかは分かっていませんが、乳癌になりやすいというデータがある以上、牛乳は飲まない方がいいでしょう。
牛乳と癌の関連性についての研究は今回が初めてではありません。
英国医師会は「牛乳をよく飲む女性は癌になりやすい」という以下の研究を発表しているのです。
1日3杯以上牛乳を飲む女性の癌のリスクは1杯以下の女性に比べて44%高く、さらには心臓・血管など循環器の疾患のリスクが2倍になります。
「英国医師会が牛乳は癌のリスクを高めると発表」より引用
まさに牛の祟りである…