牛さんの寿命は20年ぐらいあるそうです。
人間が飲んでいる牛乳を絞り取られる牛さんはオスの場合はセリにかけられてお肉になるそうです…。
メスの場合は第1回目の人工授精が行われ妊娠します。
そして10ヶ月間の妊娠生活を送りその間もエストロゲンが投与されます。
そして出産をし我が子を1度も見ることなく引き離されます。
出産後5日間の初乳を絞り取られそこから40日間子牛のためではなく私たち人間のために1日に数回お乳を絞られます。
40日が過ぎるとその牛さんはまた人工授精をし人間のために妊娠します。
妊娠中もエストロゲンが投与されるので妊娠中もお乳が出ます。
↑私たちと同じ哺乳類なのに妊娠中もお乳が出るなんてあり得ません。
これを3~4回繰り返した後もう使い物にならなくなった牛さんはお肉になるそうです…。
結局のところ20年程ある牛さんの寿命ですが人間が飲む牛乳のために飼われている牛さんの人生は4年程で幕を閉じます。
産まれた子牛はお母さんのお乳は人間のためにあるので1度も飲ませてはもらえず哺乳瓶で人工乳を与えられます。
酷いときにはホラ勝手に飲めよとバケツで人工乳を与えられます。
そして狭い狭い場所に放り込まれ産まれたての子牛はたったひとりで時を過ごします。
人間の赤ちゃんだったら…と考えると本当に胸が痛みます。
そしてその4年という少ない人生の生活はまず飼育する前に角をとがかいために麻酔をかけられ角を焼き取られます。
麻酔がきれた後はものすごく痛いのでしょう。
そして畳、1畳程の狭い場所で歩くこともなく身動きすら取れずに
夏は暑さに弱い牛さんは人間が飲む牛乳のために毎日毎日暑さに耐え
絞られたくもないのに毎日毎日エストロゲンを投与されたお乳を絞られるわけです。
そして最期まで人間のためにお肉になるのです。
人間のために産まれ人間のために人生を捧げ人間のために死んでゆく。
そして絞り取られたオーバーエストロゲンのお乳を加工し毎日スーパーに売られるわけです。
そんなことをしてまで牛乳を飲まなきゃいけない理由は何?
カルシウムのため?
カルシウムだったら桜えびとかひじきのほうが多いです。
もちろんこんな酷い飼育をしている酪農家さんだけではないそうで牛を愛してやまない酪農家さんもたくさんおられるそうですが…?
いつか牛さんの人生を牛さんの命を大切にできるときが来ることを願っています。