青春特攻隊 -20ページ目

青春特攻隊

終わりははじまり

3月の月曜日は自殺者が多いとのこと。

平均105人



自殺者が多い日は、3月1日。

平均138人


少ない日は、12月30日。

平均55人


年間30,000万人以上。

毎日100人近く自殺している。


50代が多い、10代の20倍以上。


ここまでは日本のデータ。




世界では年間約100万人が自殺している。

40秒に1人の割合で自殺。

資本主義国よりも社会主義国の方が自殺者が多い。



「生きていれば必ずよいことがある」

「死ぬ気になれば何でもできる」

「残された家族が悲しむ家族のために生き続けてほしい」

そんな励ましは、かえって当事者を追い詰める。

気休めなんて理解できる状態ではない。


自殺と言えば、ゲーテの若きウェルテルの悩み

ウェルテルが婚約者のいる身である女性シャルロッテに恋をし、

叶わぬ思いに絶望して自殺する。


情けないがこの本を読んだ時ひどく共感し、自殺したくなった。

でも当時の問題は、時間の経過で全てクリアになった。






もう遅い...と思えているなら、まだ間に合う証拠、今すぐ会いに行け。


電気ポットが壊れたので

新しいポットを買おうと調べてみると


電気ポットは電気代が以外にかかるらしい


常に保温すると、さめたら過熱さめたら過熱を繰り返すので

意外に電気代がかかり、年間1万程度になる。



ブルックスのコーヒーかインスタントラーメンのお湯でしか使わないから

都度沸かす方が経済的そうだ

ティファールの電気ケトルは一杯沸かすのは電気代0.5円で50秒で沸くらしい!!

安いしCMもやってるので、これを購入するか・・・

メーカーとして安心できそうな象印を選ぶべきか迷う・・・

T-FAL / ティファール 電気ケトル アプレシア


ZOJIRUSHI 電気ケトル CK-BB10-DB オレンジ/象印

のび太とドラえもんに別れの時が訪れます。それは、なんともあっさりと...。


のび太はいつものように、宿題をせずに学校で叱られたり、




ジャイアンにいじめられたり、スネ夫の自慢話を聞かされたり、




未来のお嫁さんであるはずのしずかちゃんが出木杉くんとの約束を優先してしまったり、


とまあ、彼にとってはそれがすべての世界であり、




一番パターン化されていますが、ママに叱られたのかもしれません。


とにかく、いつものように、あの雲が青い空に浮かんでいた、




天気のいい日であることは間違いないことでしょう。


そんないつもの風景で、




ドラえもんが動かなくなっていた...。


当然、のび太にはその理由は分かりません。




喋りかけたり、叩いたり、蹴ったり、しっぽを引っ張ってみたりもしたでしょう。


なんの反応も示さないドラえもんを見てのび太はだんだん不安になってしまいます。


つき合いも長く、そして固い友情で結ばれている彼らですが




のび太には動かなくなったドラえもんがどういう状態にあるのか、充分は理解できません。




その晩、のび太は枕を濡らします。





ちょこんと柱を背にして座っているドラえもん...。


のび太は泣き疲れて、ただぼんやりしています。




無駄と分かりつつ、いろんなことをしました。


できうることのすべてをやったのでしょう。




それでも何の反応も示さないドラえもん。


泣くことをやめ、何かしらの反応がないか、ただただ、だまって見つめ続ける少年のび太。


当然ですがポケットに手を入れてみたり、スペアポケットなんてのもありましたが、動作してくれないのです。


そして、どうして今まで気付かなかったのか、勉強机の引き出し、そう、タイムマシンの存在に気がつくのです。


ろくすっぽ着替えず、のび太はパジャマのまま、22世紀へとタイムマシンで向かいます。




これですべてが解決するはずが...。


のび太は、なんとかドラミちゃんに連絡を取り付けました。


しかし、のび太はドラミちゃんでもどうにもならない問題が発生していることに、




この時点では気が付いていませんでした。


いえ、ドラミちゃんでさえもこの最悪ともいえる状況には気付いていませんでした。


『ドラえもんが治る!』、のび太はうれしかったことだと思います。




しかしこの後に人生最大の落胆と決断をすることになってしまうのです。


せかすのび太と状況を完全には把握できないドラミちゃんはとにもかくにも20世紀へ戻りました。


動かないお兄ちゃんを見て、ドラミちゃんはすぐにお兄ちゃんの故障の原因がわかりました。


正確には、故障ではなく電池切れでした。


そして電池を交換する、その時、ドラミちゃんはその問題に気が付いたのです。




予備電源がない...。


のび太には、なんのことか分かりません。


早く早くとせがむのび太にドラミちゃんは静かにのび太に言いました。


「のび太さん、お兄ちゃんとの思い出が消えちゃってもいい?」


当然、のび太は理解できません。


なんと、旧式ネコ型ロボットの耳には電池交換時の予備電源が内蔵されており、


電池交換時にデータを保持しておく役割があったのです。


そして、そうです、




ドラえもんには耳がない...。


のび太もやっと理解しました。そして、ドラえもんとの思い出が甦ってきました。


初めてドラえもんに会った日、数々の未来道具、過去へ行ったり、未来に行ったり、


恐竜を育てたり、海底で遊んだり、宇宙で戦争もしました。

鏡の世界にも行きました。


どれも映画になりそうなくらいの思い出です。




ある決断を迫られます...。


ドラミちゃんは、いろいろ説明をしました。


ややこしい規約でのび太は理解に苦しみましたが、


電池を交換することでドラえもん自身はのび太との思い出が消えてしまうこと、




今のままの状態ではデータは消えないこと、




ドラえもんの設計者は、設計者の意向で明かされていない(超重要極秘事項)ので




連絡して助けてもらうことは不可能であるという、これはとっても不思議で特異な規約でありました。


ただ修理及び改造は自由であることもこの規約に記されていました。




のび太、人生最大の決断をします。


のび太はドラミちゃんにお礼を言います。そしてドラえもんは「このままでよい」と一言、告げるのです。


ドラミちゃんは後ろ髪ひかれる想いですが、何も言わずにタイムマシンに乗り、22世紀へと帰っていきました。


のび太、小学6年生の秋でした。






















あれから、数年後...。


のび太の何か大きく謎めいた魅力、そしてとても力強い意志、どこか淋しげな目、眼鏡をさわるしぐさ、黄色のシャツと紺色の短パン、しずかちゃんが惚れるのに時間は要りませんでした。


外国留学から帰国した青年のび太は、最先端の技術をもつ企業に就職し、




そしてまた、めでたくしずかちゃんと結婚しました。


そして、それはそれはとても暖かな家庭を築いていきました。


ドラミちゃんが去ってから、のび太はドラえもんは未来に帰ったとみんなに告げていました。


そしていつしか、誰も「ドラえもん」のことは 口にしなくなっていました。


しかし、のび太の家の押入には「ドラえもん」が眠っています。あの時のまま...。




のび太は技術者として、今、「ドラえもん」の前にいるのです。


小学生の頃、成績が悪かったのび太ですが、彼なりに必死に勉強しました。


そして中学、高校、大学と進学し、かつ確実に力をつけていきました。


企業でも順調に、ある程度の成功もしました。


そしてもっとも権威のある大学に招かれるチャンスがあり、のび太はそれを見事にパスしていきます。


そうです、「ドラえもん」を治したい、その一心でした。人間とはある時、突然変わるものなのでしょう。


それがのび太にとっては「ドラえもんの電池切れ」だったのです。


修理が可能であるならば、それが小学6年生であるのび太の原動力となったようでした。




自宅の研究室にて...。


あれからどれくらいの月日が経ったのでしょう。しずかちゃんが研究室に呼ばれました。


絶対に入ることを禁じていた研究室でした。中に入ると夫であるのび太は微笑んでいました。


そして机の上にあるそれをみて、しずかちゃんは言いました。




「ドラちゃん...?」


のび太は言いました。


「しずか、こっちに来てごらん、今、ドラえもんのスイッチを入れるから」




頬をつたうひとすじの涙...。


しずかちゃんはだまって、のび太を見つめています。


この瞬間のため、まさにこのためにのび太は技術者になったのでした。


なぜだか失敗の不安はありませんでした。こんなに落ち着いているのがヘンだと思うくらいでした。


のび太は、静かに、静かに、そして丁寧に、何かを確認するようにスイッチを入れました。


ほんの少しの静寂の後、長い長い時が繋がりました。




























『のび太くん、宿題は済んだのかい?』




ドラえもんの設計者が謎であった理由が、明らかになった瞬間でもありました。


あの時と同じように、空には白い雲が浮かんでいました。









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この話ですが著作権や著作人格権など過去にいろいろと話題になりました。


500円の同人誌が15,000部も売れたそうです。


世にも奇妙な物語的ストーリーが面白いですね。




著作権法上、絵は保護されますが、キャラクターの性格には著作権が存在しません。


よって小説の形式で勝手に続編や最終回を制作することは著作権法上は問題ないはずです。






ちなみに


この最終話ですが、映画ジュブナイルのプロットになってます。


もちろん、最終話作者と出版社に許可を得ているそうです。





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