さてと。
九州北部の豪雨は、前線がなかなかに移動せず、
長く続く形になっている。
自衛隊や、消防隊なども、必死の救助作業をされてるようだが、
二次被害のきkwんもあるのだろう、なかなかに進まない感がある。
被害現場の状況を、映像で見るにつけ、
流木の多さが、今回の被害を、大きくしたようだ。
この流木の多くが、ここのブログでもアレルギーがらみで以前話した、
杉の植林が中心であるらしい。
杉の植林は、太平洋戦争時に、
燃料として全国でいっぱいできた禿山を埋めるために、
推進されて、今も全国で行われている。
杉は、まっすぐに伸び、建材として使いやすいってのもあったと思う。
が、杉はその特性上、
伸びやすいが、根っこは意外と浅いという。
その根っこの浅さゆえ、
今回の豪雨でも、数年前の豪雨でも、
大量に剥がれるように倒れ、流木となって、川などに流れ込み、
ダムのようになって、河川が溢れるのを進めてしまったのだ。
これを予防するには、
治水工事だけではなく、杉林を、自然の森と同じ、
ブナやナラなども混じった、自然なものにするのがいいらしいが、
時間のかかる作業だし、難しいだろうねぇ。
どうにか、対応できればいいのだけど、
こういう問題、杉の植林しているのは、
日本のあちこちになるので、
今後も問題になるように思える。
まあ、植林し始めた時には、
気象変化なんて、想定には入ってないんだろうけどね。
難しい問題だよね。