やっとこのマダニと離れることができる…。


ホッとする気持ちで、病院に入る。


が、目に入ったのは『症状を記入してください』の用紙。


ちょっと考えてからペンを走らせた。


「マダニに今、噛まれている」


笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き


進行形なことにツボって、マスクの下でニヤニヤが止まらないw

40分待ったのち、ようやく呼ばれる。


Dr.「どこを噛まれてますか?」

私「ここです。これマダニですよね?」

Dr.「んー、映してみますね。…あー、はい、間違いないですね。まだ血は吸ってない、これからってとこですね。」

私「これ生きてます?一晩こんな感じなんですけど…。」

Dr.「生きてますよー。ホラ、足が動いてるニヤニヤ

私「うわチーン、ホントですね。」

Dr.「どこで付いたかわかりますか?」

私「昨日、山と畑に行ったのでそこだと思います。」

Dr.「山とかに行く時は、長ズボン長袖に長靴が基本ですからね。露出してるところからマダニはやってきますよ!」

私「スキニー履いて、長靴だったんですけどねぇ。ダメな時はダメなんですね。虫除けしてなかったし。」

Dr.「え?そこまでしてたのに噛まれたの?まぁ、マダニに効く虫除けは大事ですからね。今度からは必ずそれをすること!あなたが昨日行った山と畑には、マダニが繁殖していることが確定したということですからね。」

私「わかりました。」

Dr.「さて、マダニというのは頭を皮膚に突っ込んで、口からコンクリート状のタンパク質を出して離れないよう自分の体を固定してます。だからピンセットで取るだけでは、頭が高い確率で皮膚に残って危険なんです。今からマダニと一緒にその周りの皮膚も少しレーザーで焼き取ります。
お風呂は今夜から入っても大丈夫。
抗生剤と消毒のための軟膏を出します。抗生剤は5日間朝晩でなくなるまで飲み切って下さいね。
消毒も朝晩して、絆創膏で覆っておいて下さい。」

私「はい。お願いします。」


再び待合室に戻り、処置を待つ。
予めググった情報では、周りの皮膚ごと切り取って縫うという体験談が多かったので、レーザーで済むなら良かったと安心した。