予約は大事だよ〜 のおはなし。
こういうお話はアーティスト本人からはなかなか話しづらい内容だったりするので
裏方仕事の僕なんかから説明した方が良いかな~と思いブログに書いておきます。
自分の好きなアーティストがCDをリリースするとしますね。
全国のCDショップの数も、店舗毎のCD置き場の場所も限られていますし、
有名アーティストならお店でどか~んと宣伝されていたりして
お店も沢山の数を仕入れてくれるのですが、
新人アーティストやこれから頑張る!というアーティストだとお店に並べてもらうのも
なかなか大変なのです。
最初のオーダーの事をイニシャル(初回出荷枚数)というのですが、
全国のお店から仕入れの数(注文)を受けるんですね。
タイアップなど露出があればお店も売れるだろうな~と予想して仕入れの数が増えたり
するわけですが、それでも全国の細かい所まで行き届くには大変なのです。
それのひとつの目安としてCDの予約数があります。
お客さんから注文が沢山入れば入る程、お店の入荷数も増えますし
注文が沢山入ってるから他の店舗でも入れてみようか?という話しにもなって行きます。
CDがなかなか売れないご時世ですし、お店側も在庫を沢山抱えたく無いですからね。
お店の棚に並ばなければ必然的に色々な人に目に付く機会も少なくなります。
そして予約枚数は次のアルバムの入荷枚数にも影響が出て来ます。
前回これだけ予約が入ったから次はこの位仕入れてみよう!
となるわけです。
応援してるアーティストが居て、CDを買おうと思ってる方は予約するとそんな事があるんだね~
と思ってもらえると嬉しいです。
もちろん予約無しでお店で買ってもらっても、ライブハウスで直接買ってもらっても
手に取ってもらえるだけで、作り手側はとても嬉しいですよ!
裏方仕事の僕なんかから説明した方が良いかな~と思いブログに書いておきます。
自分の好きなアーティストがCDをリリースするとしますね。
全国のCDショップの数も、店舗毎のCD置き場の場所も限られていますし、
有名アーティストならお店でどか~んと宣伝されていたりして
お店も沢山の数を仕入れてくれるのですが、
新人アーティストやこれから頑張る!というアーティストだとお店に並べてもらうのも
なかなか大変なのです。
最初のオーダーの事をイニシャル(初回出荷枚数)というのですが、
全国のお店から仕入れの数(注文)を受けるんですね。
タイアップなど露出があればお店も売れるだろうな~と予想して仕入れの数が増えたり
するわけですが、それでも全国の細かい所まで行き届くには大変なのです。
それのひとつの目安としてCDの予約数があります。
お客さんから注文が沢山入れば入る程、お店の入荷数も増えますし
注文が沢山入ってるから他の店舗でも入れてみようか?という話しにもなって行きます。
CDがなかなか売れないご時世ですし、お店側も在庫を沢山抱えたく無いですからね。
お店の棚に並ばなければ必然的に色々な人に目に付く機会も少なくなります。
そして予約枚数は次のアルバムの入荷枚数にも影響が出て来ます。
前回これだけ予約が入ったから次はこの位仕入れてみよう!
となるわけです。
応援してるアーティストが居て、CDを買おうと思ってる方は予約するとそんな事があるんだね~
と思ってもらえると嬉しいです。
もちろん予約無しでお店で買ってもらっても、ライブハウスで直接買ってもらっても
手に取ってもらえるだけで、作り手側はとても嬉しいですよ!
赤と嘘「衝動ノスタルジア」M4.ライブハウス
赤と嘘「衝動ノスタルジア」に収録
M4.ライブハウス
この楽曲はライブハウスで演奏するステージ側の人、オーディエンス側の人 関わる人全て共感出来る楽曲ではないでしょうか。
普段色々な事があるけどこの場所には嘘は無い。
一緒に体験して時間を共有する大切な場所。
この曲はリアルな歌詞と対照的に幻想的なアレンジにしました。
Aメロはアコギと歌のみでラジオボイスにする事でライブハウスの外で聴いているような音に。
A'からは歌も1オクターブ音域が上がり、音も広がりを出しました。
(ライブハウスの扉を開いたような感覚を音で表現してみました。)
歌、歌詞の生々しさが更に引き立てるために
サビ前まではリズムボックスの無機質なリズムを使いました。
サビに入ると生ドラムに切り替わり、ドラマティックな展開に。
ライブハウスに行った事が無い方も、ライブハウスの雰囲気を感じてすんなり受け入れてもらえるような楽曲に仕上がったと思います。
この曲を聴いて是非ライブハウスに足を運んでもらいたいですね。
ライブハウスは怖い場所じゃないですよ(笑)
赤と嘘「衝動ノスタルジア」M3.ノスタルジー
3/2にリリースした赤と嘘「衝動ノスタルジア」
M3.ノスタルジー
ライブでは定番になっている曲ですね。
印象的なギターリフから始まる曲
この曲はライブでやっている形をなるべくそのままパッケージしたかったので
僕はあまり手を加えてません。
音源だけで聴くと少し単調になってしまう気がしたので2番のAメロにブレイクを作りました。
ドラム、ベース、ギターのピックアップ箇所がそれぞれ出て来てライブでやった時にも
良いアクセントになると思います。
出だしの歌詞は翼くんのあまのじゃくっぷりが全面に出ていますね(笑)
聴いた後ちょっと切ない気分になる。そんな曲です。
「コスモとフィルム」
3/2に発売になる赤と嘘「衝動ノスタルジア」
M2に収録されている「コスモとフィルム」という楽曲
とある日、翼くんが新しい曲を作って持って来ました。
まだ荒削りだったけど、良い感じの曲だったので(確かサビだったかな?)
この曲を育ててみよう!とコード進行を変えたりメロディを変えたり。
ただ切ない曲だとあまり面白く無いのでGroove感、浮遊感がある感じにしたかったので
ビートをハネさせてAメロも音符♪の玉数が多いメロディにしました。
こういうメロディも今までの赤と嘘には無い新しいチャレンジだと思います。
ドラマティックな展開を付ける為にBメロのコード進行は少し難しくして
これも浮遊感の部分ですが、転調させる事でサビのメロディの良さが引き立つようにしました。
サビに入ると広がり感があって壮大に突き抜けるイメージですね。
サビ頭の歌詞もスッと入って来ると思います。
赤と嘘の中でも今後人気になる楽曲だと思います。
M1 衝動~スタンスミス~ とある意味対照的で解りやすい楽曲なので2曲目にしました。
そういえば曲順をどうしようか決める時に僕と翼くんの思ってる事がぴったり一緒で即決でした(笑)
これしか無い曲順だと思います。
M2に収録されている「コスモとフィルム」という楽曲
とある日、翼くんが新しい曲を作って持って来ました。
まだ荒削りだったけど、良い感じの曲だったので(確かサビだったかな?)
この曲を育ててみよう!とコード進行を変えたりメロディを変えたり。
ただ切ない曲だとあまり面白く無いのでGroove感、浮遊感がある感じにしたかったので
ビートをハネさせてAメロも音符♪の玉数が多いメロディにしました。
こういうメロディも今までの赤と嘘には無い新しいチャレンジだと思います。
ドラマティックな展開を付ける為にBメロのコード進行は少し難しくして
これも浮遊感の部分ですが、転調させる事でサビのメロディの良さが引き立つようにしました。
サビに入ると広がり感があって壮大に突き抜けるイメージですね。
サビ頭の歌詞もスッと入って来ると思います。
赤と嘘の中でも今後人気になる楽曲だと思います。
M1 衝動~スタンスミス~ とある意味対照的で解りやすい楽曲なので2曲目にしました。
そういえば曲順をどうしようか決める時に僕と翼くんの思ってる事がぴったり一緒で即決でした(笑)
これしか無い曲順だと思います。
3/2Release 赤と嘘「衝動ノスタルジア」プロデューサー的ライナーノーツその1
3/2に 赤と嘘「衝動ノスタルジア」がリリースされます。
新しく立ち上げた僕のレーベル「StudioCubicRecords」初の全国流通版となります。
せっかくなのでライナーノーツ的なものを書いてみようと思います。
赤と嘘は2015年4月にシンガーソングライター森翼のソロプロジェクトとして始動しました。
4月にミニアルバム「あの時君になんて言えばよかったんだろう」を会場限定で発売しました。
今までの経験からしっかり下地づくりをしないとお店に並べてもらった所でなかなか買ってもらえない事は解っていたので
流通盤をリリースする準備期間として最低一年は必要だと思っていました。
僕としても現在のライブハウスシーンを把握する期間が必要でした。
そして1年間の活動で学んだ事をふまえ、楽曲制作を開始しました。
アルバム用に最初に出来た楽曲が1曲目に収録されている「衝動~スタンスミス~」という楽曲です。
変わらないものは大事に。でも大胆に変わらなくてはいけない時もあります。
お店にCDが並ぶと言う事はトップアーティスト達と同じ土俵に立つという事。
それはメジャーもインディーズも変わらない。
その中で楽曲として負けず埋もれないものを作る必要がありました。
ライブハウスでの演奏を見てもらって楽曲を聴いてもらえればその良さは何倍も
伝わると思うのですが、楽曲だけで興味を持ってもらうという事のハードルはかなり高いのです。
楽曲の作り方も変える必要がありました。
この楽曲はまずオケ(伴奏)から先に作りました。
衝撃的なイントロ、何が始まるんだろう?というワクワク感。
「赤と嘘」というアーティストネームとシンクロする突き刺さるようなサウンド。
その力強いサウンドと森翼が持つ声のせつなさ、優しさ、透明感が対照的に重なった時に更に特徴的な声の個性が引き立つと思ったのです。
メロディ作りはなかなか大変でした。
今まではアコギで自分の手癖の中で楽曲を作っていたので
自分の中に無いリズム、フレーズなので当然でしょう。
更に声を生かす為にポエトリーリーディングの手法を取り入れました。
セリフのようなパートを作る事で聴いている人に森翼の言葉がダイレクトに
伝わるのと同時に映画や演劇のような世界観にすんなり入っていけるように。
二人で何日もスタジオに籠もり、これが良い、これじゃダメだとリテイクを繰り返し
試行錯誤しながら遂に衝動~スタンスミス~という楽曲が生まれました。
まさに今の「赤と嘘」が詰め込まれた名刺代わりとなる楽曲に仕上がったと思います。
MusicVideoも素晴らしいものに仕上がりました。
https://www.youtube.com/watch?v=0m0x1NiC9JY
続く。
新しく立ち上げた僕のレーベル「StudioCubicRecords」初の全国流通版となります。
せっかくなのでライナーノーツ的なものを書いてみようと思います。
赤と嘘は2015年4月にシンガーソングライター森翼のソロプロジェクトとして始動しました。
4月にミニアルバム「あの時君になんて言えばよかったんだろう」を会場限定で発売しました。
今までの経験からしっかり下地づくりをしないとお店に並べてもらった所でなかなか買ってもらえない事は解っていたので
流通盤をリリースする準備期間として最低一年は必要だと思っていました。
僕としても現在のライブハウスシーンを把握する期間が必要でした。
そして1年間の活動で学んだ事をふまえ、楽曲制作を開始しました。
アルバム用に最初に出来た楽曲が1曲目に収録されている「衝動~スタンスミス~」という楽曲です。
変わらないものは大事に。でも大胆に変わらなくてはいけない時もあります。
お店にCDが並ぶと言う事はトップアーティスト達と同じ土俵に立つという事。
それはメジャーもインディーズも変わらない。
その中で楽曲として負けず埋もれないものを作る必要がありました。
ライブハウスでの演奏を見てもらって楽曲を聴いてもらえればその良さは何倍も
伝わると思うのですが、楽曲だけで興味を持ってもらうという事のハードルはかなり高いのです。
楽曲の作り方も変える必要がありました。
この楽曲はまずオケ(伴奏)から先に作りました。
衝撃的なイントロ、何が始まるんだろう?というワクワク感。
「赤と嘘」というアーティストネームとシンクロする突き刺さるようなサウンド。
その力強いサウンドと森翼が持つ声のせつなさ、優しさ、透明感が対照的に重なった時に更に特徴的な声の個性が引き立つと思ったのです。
メロディ作りはなかなか大変でした。
今まではアコギで自分の手癖の中で楽曲を作っていたので
自分の中に無いリズム、フレーズなので当然でしょう。
更に声を生かす為にポエトリーリーディングの手法を取り入れました。
セリフのようなパートを作る事で聴いている人に森翼の言葉がダイレクトに
伝わるのと同時に映画や演劇のような世界観にすんなり入っていけるように。
二人で何日もスタジオに籠もり、これが良い、これじゃダメだとリテイクを繰り返し
試行錯誤しながら遂に衝動~スタンスミス~という楽曲が生まれました。
まさに今の「赤と嘘」が詰め込まれた名刺代わりとなる楽曲に仕上がったと思います。
MusicVideoも素晴らしいものに仕上がりました。
https://www.youtube.com/watch?v=0m0x1NiC9JY
続く。