僕は苦しんでる

あまりにも苦しいので、その苦しい部分を切り離した

さあ、旅を続けよう

切り離した分身を持って


今日はあの家族に世話になる

暖かいシチューをいただこう

すると切り離した部分が熱い

その切り離した部分は生きている

別の何かになろうとしている


そしてそれは一匹の猫になった

『ごめんなさい』

あの家族の娘のチカラによるものらしい

『謝ることはない。ありがとう』

苦しくて切り離したそれは別の命になった