ここ10年ほどで、国際水平分業を基調としたオープン-クローズ戦略が話題になりました。

それを私なりに解釈して、説明したいと思います。

例えば、インテルのケースが分かりやすいと思います。CPUの部分はクローズにして、マザボの設計方法等は、作り方まで含めてオープンにする(わざわざインテルがその設計方法などを台湾メーカーなどに教え、沢山のメーカーに作ってもらう)。それによって一つの生態系(インテルのCPUを使うマザーボード、及びそれをパソコンとして生産し、売り出すメーカーなど)を作り、その生態系の全体(PC市場全体)が大きくなれば、自分のクローズ部分(CPUの内部構成を秘諾したまま)のパイ全体も大きくなる(インテルのCPUが単独でやるより沢山売れる)。
 

そういう点からすると、オープン・クローズ戦略は、小企業が取れるような戦略ではありませんね。

私は、中小企業には、例えば自社の得意とする製品の新しい性能試験などを、国際規格として提唱し、オープン-クローズ戦略としてするのが効果的と考えております。