私はよく妄想をします。
内容は決まって私がヒーロー的存在になり周囲の人からかっこいいと思われ
だけどそれを鼻にかけず、ただ周りのことを思って行動する。
まさに映画の主人公のようなストーリーです。
妄想が盛り上がって、布団に入ってからなかなか寝れないこともよくあります。
ですが、先ほどお風呂に入りながら妄想している自分をゆっくり振り返ってみたら
みんなから心配されたい自分もいることに気づきました。
そうか、やはり俺は他人からすごいと思われたり
心配されたいんだ。
どちらにせよ、もっと自分を見てほしいんだなと思いました。
それが妄想という形で表れていたことに今になって気づきました。
そしてそれ以上に、俺、他人の事食い物にしてね?と思ったのです。
毎回、俺が一人で大勢の敵を倒したり
一人で窮地を救ったりして、
すごい!よくやった!かっこいい!お前がいないとだめだ!
と称賛される場面ばかり想像しています。
そして、それが現実にならないかなと馬鹿なことを思ったりも。
人にもっと見てほしいという思いがあることには気づいていましたが、
人を利用して自分が良い気になろうとしていたのには、自分でも驚きです。
最近、会社での社員交流会の運営メンバーに立候補しました。
なんとなく、面白そうだったから。
同じくメンバーになった人が何人か居たのですが、その方たちが「こんなのやったらどうでしょうか?!」と
アイデアを出しているのを見ると、自分も自ら立候補したのにも関わらずやる気が落ちてきてしまったのです。
その時は、人それぞれ輝ける場所がある、とか思ってごまかしていたのですが、
今思えばただ単に自分がその人たちの陰に隠れることになるのが嫌なだけでした。
振り返れば、私がリーダー的な存在をやりたいと思うときはいつも
優越感に浸れるからでした。
リーダーになれば、みんなの上に立つ。
立場的に上下が生まれる。
私はそれを拠りどころとしていたのです。
それに気づいた私は、一人で敵と戦う場面の妄想を少し進めてみました。
その場面では、敵に心の弱さを突かれ負けそうになる自分を登場させました。
「本当はお前、ただみんなにかっこいいと思われたいだけだろ?」
敵にそう言われて私は動けなくなります。
一人で戦っている本当の理由は、みんなを救うためではなく
自分の虚栄心を満たすため。
自分でも捉え切れていなかった感情に驚き、その通りだと痛感します。
その場から動けなくなった私に敵が追い討ちをかける。
「お前はみんなのことを思っているようで、本当は自分のことしか考えていない」
確かに、そうだ。その通りだ。
私は戦う意思を失い、体の力が抜けてしまいます。
このまま敵にやられてしまうかと思いきや
「実は私はお前の敵ではない」
「お前の心の弱さを教えに来たのだ」
え?
「本当の敵はこれから来る。私はただお前にお前自身の心の弱さを教えに来たのだ。
これからが、本当の闘いだ。だが忘れるな。最大の敵はお前のその虚栄心だ。
それに惑わされるなよ」
と言い残し、敵だと思っていた人物はどこかに行ってしまいました。
ここまで書いてみるとなかなか恥ずかしい(笑)
この後は、みんなと協力して戦いに勝ったということにしておきました(笑)。
妄想の中で考えてみましたが、新たな発見がありました。
他人を利用して自分だけ気持ちよくなろうとしていたこと。
何をしても、他人から良く見られたいなと思っていましたが
結局は自分の虚栄心を満たすためでした。
交流会の件もそうですが、本来人って協力しあっていくべきですよね。
それなのに自分が良い気分になることしか考えていなかったことには反省です。
その一方で、気が楽になった自分も居ました。
今まで自分を苦しめていた原因はこれなのかと、すこし納得しました。
まさか、妄想していてこんなことに気づくとは。
これからは、思いやりを持って人と接していきたいものです。