てるてる坊主。


皆幼少期に一度は作った事のある、晴れを祈るおまじない人形では無かろうか。


子供の頃は、サンタクロースがやって来る事を祈り靴下を寝床においたように、『明日晴れますように』とてるてる坊主を作り純粋に祈りを捧げた人もまた多いのでは無かろうか。


そして大人になればなる程、こういった手のものはどこか小っ恥ずかしく滑稽にすら思えて、『子供だましのお遊びだ』『どうせ効くわけないって笑』とどこか斜に構えがちである。


しかし!!


必死に作り方とお祓い方法を調べて、慎重にてるてる坊主を作成し、真剣に祈祷を捧げるという、

いい歳した中年の自覚が無いおっさんがいる!!


俺だ!!!



何故、数十年ぶりにてるてる坊主を作るに至ったか?


これは何度かブログにも載せた履歴のとおりだが、

今年は数ヶ月まえから取得した連休の日で、晴れて欲しい日に限って、晴れの予報でも、100%100中雨がやってきくる。そしてその日が終わると快晴になる。


またそれが1週間の休みなら同様に数ヶ月まえからとったにもか関わらずイベント上晴れてほしいその1週間のみ雨が1週間降り続き、そして去っていく。前後の週は超快晴だ。


自他共に認める、もはや呪われているレベルでの雨男100%的中更新中なのだ。(つまり今年取った貴重な連休のイベントは全て雨に潰されている)


もう今年も年末に差し掛かった上、秋冬は雨は比較的少なく空気の澄んだ晴れの日も多い。


次回は流石に無いだろうと変な自信をもち、晴れを希望する遠方宮崎県でどうしてもこの日だけは晴れて欲しい11月30日に向けて数ヶ月前に連休を取得した。



自信と不安とがあい混じる中で、日にちも近づく1週間ほど前に、宮崎の2週間天気予報をみた。


快晴つづきな2週間において、なんと見事に一日だけ

雨マークの日があった。


...11月30日...


この日だけ雨60%。


流石にまさかと気にせず、これから日にちが近づけば晴れマークに変わるだろうと、楽観的かつ前向きに捉えていた。


そして5日前の11月25日にあらためて2週間予報をみた。


これが証拠のスナップショットだ。



快晴つづきで、何でこの日だけ??
しかも80%に上昇。
嫌がらせを超えてもはやこの天気予報の光景が面白い笑


2週間のうち、いや、たしかこの前週も快晴だったので

概ね3週間で、なぜ、この30日の、ド平日の火曜日だけ狙って雨が降るなんて有り得るのだろうか?


何とも不思議な現象だ。


そう、この呪いのパターン100%が、まさかの年末間近でもまだ続き、実は誕生日の今回もとなると、流石に冗談とか子供騙しとかいってられず、本気で"藁にもすがる思い"、いや、"てるてる坊主にもすがる思い"となり、


こうして、てるてる坊主の作り方と祈祷方法と処理方法を学び、旅行に道具一式携帯し、実践するに至ったというわけだ。。


で、結果どうだったかのか??



結論、、、



そこそこ効いたのだ!!



当日朝のそら。


晴れ間も見えた時もありました!




全体としては曇りで、ほんの少しにわか雨が降った時もあったが、いつものような雨という雨または台風で1日が終わるという、目立った大きな被害もなかった。


雨雲レーダーの大雨男はどんどん夕方にずれ込んでくれたし、大雨になった時にはランチ中で屋内にいたり、土砂降りになった時にはもう宮崎を去る飛行機の中というラッキーだった。


なんとも不思議な力で雨の被害を受けない様、堪えてくれたようなねばりを感じすらした。


以上、こんなおかしな天気予報、嵐、台風を呼び寄せる雨男が、てるてる坊主を作って祈ってみると、今年経験した事のない雨被害なしの体験できたのは事実だ。


実体験でもって、雨男・雨女に本気で悩む人、そのループから抜け出せ無い人の為に、少しでも救いになるよう以下に共有したい。


<用意したもの>

a:ピンポン玉、凧糸、ハサミ、白い布(作成祈祷用)

b:マジックペン、御神酒(成功時用)用意。



*数日前に鹿児島経由で立ち寄った霧島神宮で幸い御神酒以外は100金でした。御神酒がなければ砂糖水でもいいらしいがやっぱ日本酒がこういう祈祷系にいつも登場する気がするなぁ。

*軒先やベランダで吊るすのである程度の耐久性と耐水性が必要との事。


1.作成。*顔は描かないこと


2.前日に吊るす。

*晴れ効果の有効範囲を直前にすべく前日。

*クビが垂れて雨乞いの逆さ坊主にならないように



こんな感じ。

顔を描かずこんなのを吊り下げると、結構陰陽系のような妙な不気味さすら感じます。。。


3. 祈る。

自分は神社で祈りを捧げるときと同じ作法で、祈りのタイミングで『てるてる坊主さんどうか明日晴れさせてください、どうぞよろしくお願いします』と伝えて、寝た。


4.無事晴れたら、顔を描いて、

御神酒をそなえて、感謝のお礼をつたえる。

御神酒はふりかけてあげる。


5.丁寧な袋につつんで、燃えるゴミ処理。

有難うごさいましたの感謝の言葉とともにお別れ。


効かなかったら容赦なく捨ててよしとの事だったので、結構開き直れましたが、効いてくれて良かったです。😇


以上、やっぱりなんか昔から伝わるものって何かしら一定の意味と効果がない限り現代には残らないはずなんだよなぁ。

てるてる坊主の祈祷には何か意味あるのかも。


<補足>日本三奇の他の一つとして、ブログにも記した石の宝殿に加えて、行ってみたかった鹿児島霧島高千穂。霧島経由の宮崎としたわけだが、しかし本命の高千穂は山あり谷ありで2度トライするも、まるで昔の奈良の大神山のように結果神に呼ばれず結果となった。結果代わりに立ち寄ることにした神社めぐりの中で、宮崎の人少ない奥田舎にひっそりと佇む神社が、格式高過ぎてどんでん返しを起こす!過去に訪れた神社の中でも比類を見ない程おそろしい物体や異常な光景を揃いに揃えた凄い神社だったので、これだけはまたご紹介したい。霊感はないが、第六感の直感と本能が異常にビシビシと伝わり全てに興奮しすぎて時間を食い過ぎてしまい、予約していた宮崎の夕飯に向けて高速道路をぶっ飛ばしても遅刻するハメになる程の神社だった。