久々にこれほどまでに夜が嫌いだと思ったの。雨の音がやけに大きく聞こえる。なおさら身動きが出来なくなる。すぐそばにある温もりが今はまだ別々の物でもいつか溶けて混ざって1つになったならこんな雨の夜も少しは笑って過ごせるかな。まだそこまで遠いけどいつか届くと信じるそれだけで少しだけ笑える気がする。激しい雨の音が聞こえないくらいキミの声を。寒さを感じないくらいキミの熱を。