劇場版響けユーフォニアム~届けたいメロディ~(2017) | とし104の気ままに映画プログ2

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 昨年にアップしました「劇場版響け❗ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~」からテレビアニメ2期を経て、「響け❗ユーフォニアム」は何だか京都アニメーションでよっぽど推しているのか?去年に「届けたいメロディ」今年は「リズと青い鳥」と来年には完全新作の劇場版と三作も続けざまに製作されています。私的にも気に入っておりまして全て劇場まで足を運び鑑賞しました。完全新作のやる来年も楽しみです(^-^)




 小学校低学年くらいの田中あすかの家にドデカイ宅配便が届く。あすかの身体がすっぽり入るくらい大きいその箱を開けると出て来たのは一刷の大学ノートと楽器⁉️何々?ユーフォニアムと書いてある。まだ幼いあすかは一瞬でユーフォニアムの虜になる。




 場面が切り替わり、吹奏楽コンクールの関西大会に変わる。前映画でも披露された「プロヴァンスの風」がフルコーラスで披露される。

 また場面が変わり文化祭の吹奏楽部の発表会に変わる。田中あすかと黄前久美子が会話を交わしていた。
 「黄前ちゃん。ユーフォ好き?」

 「そうやってあらためて訊かれると怖じ気づくと言うか……」

 「あたしはね好きなんだよ❤️コンクールなんてどうだっていいって思えるくらいにね❗フフフ冗談ww」



 文化祭では「学園天国」が披露される。今まで北宇治高校吹奏楽部はいわゆる弱小校であったが新たに着任した滝先生の指導のもと、関西大会を金賞で突破して悲願であった全国大会出場を果たすことが叶ったのである。
 田中あすかは吹奏楽部の副部長であり、黄前久美子たちの所属する低音パートのリーダーであり、部のムードメーカーでもあり、部員たちからの信頼も厚かったなおかつ学業の成績も優秀でもある。そんなザッツパーフェクトな彼女の言い放った一言がやけに気になる❔心に引っかかる久美子であった。
 「いつも思う…あの先輩には一体?何が見えているのだろう?」


 今回はあんまし出番が少ない高坂麗奈( *´艸`)


 今までのアニメでは踏み込まなかった田中あすかの家庭が映される。どうやら母と子の母子家庭であり、いかにもざ~ます的なPTAのうるさいオバハンみたいな感じである。
 対する。久美子の家庭でもオヤジとおふくろは「姉ちゃんはもうおまいの年には吹奏楽なんか辞めて受験勉強に専念してんだから見習え!」と言われてへいへいと辟易していた。


 吹奏楽部は全国大会のための夏合宿が行われていた。ユーフォニアムの二人は絶好調で滝先生からも安定感が出て来たと褒められる。
 早朝寝つけられなくて早く目が覚めた久美子はぶらぶら散歩していると・・・ユーフォニアムの音色が響いている。田中あすかがソロの曲を吹いていたのであった。
 「その曲はどこか不思議で暖かくて寂しくて、幾重にも重なった感情が込められているようであった……」




 合宿が終わって、次に行われるイベントは駅ビルで行われるコンサートである。本番の全国大会前に度胸つけと演奏する機会を大切にするため敢えて出場するのである。


 田中あすかのママンが、職員室に乗り込んで来ていた❗❗❕❕
 ママンはあすかに吹奏楽部を退部するよう強要している。教頭先生がなだめても、滝先生が本人の意思でない退部届けは受け取れないと突っぱねてもママンはモンスターペアレントぶりを発揮して、感情をヒートアップさせすぎてあすかの頬をビンタする‼️メガネがずれて大村崑みたくなるあすかは何かエロティックです。
 ノートを運んできた久美子はまたしても「家政婦は見た」の市原悦子ばりにまた事件現場を目撃ドキュンしてしまう。



 この事件は瞬く間に吹奏楽部に拡がり動揺と波紋が隠せなくなる。次の日に現れたあすかに低音パートの皆が駆け寄り矢継ぎ早に質問を浴びせるが・・・あすかは「心配しなくても皆に迷惑はかけない」と実にしっくり来ない歯切れの悪い言い方しかしてくれなかった。そしてもう一人のユーフォニアム奏者の中川夏紀に後を託していた。
 ダチであり盟友である小笠原晴香部長や中世古香織が訊ねてもはぐらかされるだけであった。そしてこの日以来あすかは「桐島部活やめるってよ」な感じな幽霊部員となってしまいぱったりと部活に来なくなってしまった。

 彼女の存在は吹奏楽部にとってあまりに大きかったのか?もはや精神的な支柱でもあったのか合奏練習もさっぱり上手くいかず、お開きになってしまう。
 小笠原遥香部長は部員全員に「今まであすかがあまりにもパーペキで何でもそつなくこなすから何から何まで頼りっぱなしだったけど今度は私たちが彼女を支えていつ部に帰ってきてもいいようにしよう‼️」と部員に檄をいれる。



 駅ビルコンサートの日。北宇治高校の他にも全国大会出場の常連校が何校か出場している。緊張する中世古に小笠原部長は「私たちも全国出場だよ」と言ってのける。そこに田中あすかは不意にやって来る❗
 あすかに小笠原部長は「あすか‼️今日、私ソロ吹くから…」と強く言う。

 駅ビルコンサートでは「宝島」がフルコーラスで披露される。小笠原晴香は緊張しながらも見事にバリトンサックスのソロを演奏しきる。観客から大きな拍手が巻き起こる。




 自宅で真剣な表情で大学ノートとユーフォニアムのチラシをじっと見つめる田中あすか。


 黄前久美子の家では姉の真美子が「大学やめて美容師になる!」と宣言してオヤジとおふくろと大喧嘩をしていた。久美子は真美子に「お姉ちゃん!大学やめちゃうの?あれほど人に偉そうにいい大学入っていい会社に就職するって言ってたくせに大学やめたら意味ないじゃん❗」となじる。
 同時に幼い頃に姉が吹奏楽をやめて受験勉強に専念するときに「あんまりその事言ったらその口縫うよ❗」と脅かされたのを思い出す。



 田中あすかは駅ビルコンサート以降もたまにひょっこり姿を出すくらいにしか部活には来れなかった。部員はその都度心配して声をかけるが「何度も言ってるでしょ…皆に迷惑はかけないから…」と一言言うのみであった。

 久美子はユーフォニアムをしまうあすかに「あのぅあすか先輩!部活やめないですよね?やめないですよね・・・・」と念を押すように訊ねる。

 あすかは冗談混じりに「あんまりしつこいと…その口縫っちゃうよw」と口をつままれる。
 そして「中間試験の勉強教えてあげるから家おいでよ❤️」と唐突に誘われる。





 練習終了後、滝先生から吹奏楽部員に衝撃的なことが告げられる。
 「このまま田中さんが部活に来れる保証がない限りは全国大会には田中さんの代わりに中川さんにお願いすることになります」



 中川夏紀は久美子に「やっぱりあたしじゃ不安かな?」と率直に訊ねる。久美子は首を横に振る。いつから知ってたんですかと訊ねるとあのモンスターペアレントママンが乗り込んで来たときからもう託されていたことを教えてもらう。夏紀の譜面にはあすかのアドバイスがみっちりと書き込まれていた。

 あすかの家を訪問する日、久美子は夏紀からあすかのママンの好きな和菓子を渡され、部活に戻るよう説得する任務を頼んでくる。そんな重要な任務ワテシにはムリですよ(ヾノ・∀・`)と言う。うまく行ってあすか先輩が部活に戻って来れたら夏紀先輩はまた降板させられちゃうけどいいんですか?と問うと夏紀は「私はいいの。来年もあるし…今この部にとって一番大事なのはあすか先輩が吹くことだから…」とさらっと言う。
 「それは本心ですか?」

 「フッ(  ̄ー ̄)黄前ちゃんらしいね☺️本心だよ」






 今回も相変わらずいい人な夏紀先輩🎵🎵






 お勉強会の日。久美子は中世古先輩から預かった和菓子を持参しつつ、田中邸に初めてのご訪問をする。一通り勉強を見てもらった後、あすかは久美子におそらく今まで誰にも語らなかったであろう自分の過去をユーフォニアムへのこだわりを語ってくれる。
 冊子と「はじめてのユーフォニアム」と書かれた入門書を見せてもらう。久美子にも記憶にある。大体ユーフォニアムを習う人はまず目に通す代物であるからである。その著者進藤正和は田中あすかの父であるとあすかは告白する。驚く久美子に続けて言う。もうあすかが二歳の頃に両親は離婚して母方の姓で田中あすか。ある日小1の時に宅配便でユーフォニアムが届けられて、それを近所の楽器屋で教えてもらって、案外上手く吹けるようになれた。だが女手一つであすかを育ててくれたママンが当然許すはずはない。ママンの描く幸せのビジョンには吹奏楽の文字は入っていない最初から…
 もしも学業の成績が悪くなったらソッコーで止めるって条件でユーフォニアムを続けていた。好きなことを続けるためには必死だった…周りと違って遊びでやってるんじゃない。

 あすかは久美子に全国大会のホームページを見せる。その中の審査員の一人に進藤正和の名がある!
 あのとき「関西大会に来れてよかったね😃で終わりにしたくはない…こうなったら北宇治の音を全国大会で響かせよう‼️」って高々に言ったのはこのためでもあったの。全国大会に行きたい❗って私利私欲のためにやったから罰が当たったのかな?と今までのことを語ってくれた。
 
 「私ィあすか先輩のユーフォが好きです‼️合宿の朝先輩一人で吹いてましたよね?私あの曲聴いて思ったんです。私…この音好きだって❗」

 「あの曲進藤正和さんが作った曲なの…ユーフォと一緒に送られてきたノートに書いてあった。もしかしたら私あの曲を黄前ちゃんに否定してもらいたいのかもしれないな……」

 「どうしてですか?私大好きですよ❗あの曲暖かくてなんか優しくて…ずっと聴いていたい!今ここで吹いてほしいくらい❗」

 「黄前ちゃん?今日は珍しく積極的だね?」と言うあすかに久美子は「あすか先輩がいつもと違うんですよ」と答える。


 「ねぇ川行こっか?何か吹きたくなっちゃった✨」
 
  「ハイッ(^o^ゞ」


 「ねえ⁉️本当に聴きたいと思ってる⁉️黄前ちゃんは本当ユーフォっぽいね😃あたしねずっと自分のことユーフォっぽくないと思ってた…だから黄前ちゃん見たときビックリしたの。こんなにユーフォっぽい娘がいるんだって❗だからかな?話を聞いてほしいって思ったのは…」


 そのあすか先輩の屈託のない笑顔は今まで見たあすか先輩のどの笑顔とも違う笑顔で・・・・・・・





 後日、久美子は低音パートの皆にあすか先輩を連れ戻せるか?どうかを訊ねられるが、明確な答えは出せなかった。

 テスト期間中で学校を早帰りの久美子は、晩飯をこさえて両親と和解しようとしている真美子と久々に会話を交わす。真美子の料理レベルが噂の東京マガジンのやってtryのやらかしネーチャンレベルで見ちゃいられないので久美子が代わりにやってあげる。
 「私さ…私ねずっと自分で決めることを避けてきたの。文句ブー垂れながらも親の言うことを聞いてやってきた。それが頑張ることだ大人になるってことだって自分に言い聞かせてやってきた。ノー天気に部活してるあんたが羨ましかった…高校生なのに大人のふりして解ったふりして世の中こんなもんだって全部飲み込んで我慢して……でもそんなの全然意味かない❗後悔も失敗も全部自分で受け止めるから自分の道を行きたい‼️新年を貫きたい❗そう素直に言えばよかった。だから今度こそは間違えない❗」

 「ねえ?結局家出ていくの?」

 「淋しい?…私はちょっと淋しい」

 「うん。あっそうだ😃💡全国大会見に行くから頑張ってね👊😆🎵」

 「お姉ちゃんが⁉️マジで😲⁉️」

 「だからそう言ってんじゃん」

 
 翌朝、早々独り暮らし先に戻ってしまった。電車で登校するとき、お姉ちゃんに憧れて吹奏楽を始めたことを思い出して人目もはばからずに「私も淋しいよ( ノД`)…」と泣き出してしまう。


 登校した久美子はあすか先輩が小笠原部長と中世古先輩と話をしているのを立ち聞きしてしまう。あすか先輩の決意は部に復帰しないで中川夏紀に託し踏ん切りをつけ黙って部から去る覚悟を話していた。
 久美子は授業終了後、三年六組のあすかの教室に突撃する❗❕中庭で二人っきりで話をする。

 「どうしても話しておきたいことがあって…コンクールに出てください‼️」
 
 「用件はそれだけ?なら答えはノー❕理由は私が出ない方が部にとっては良いから。練習にもろくに来ない本番も出れるかはっきりしない。迷惑千万以外の何者でもない」

 「気になって近づくくせに傷つくの傷つけるのも怖いからナアナアにして、安全な場所から見守るそんな人間に相手が本音を見せてくれてると思う?私がこのままフェイドアウトするのがベストなの…心配しなくても皆すぐ私のことなんか忘れるわ。一致団結して本番に向かう。どっちみちそれが終わったら三年は引退するんだから…」

 「だったら何だって言うんですか‼️先輩の言ってることは全部正論です。でもそんなことはどうでもいいんです‼️私はただあすか先輩と本番に出たいんです。子供で何が悪いんです‼️先輩だってナゼ?大人ぶる必要があるんですか‼️全部わかってるみたいに振る舞って、自分だけが特別だと思い込んで…先輩だってただの高校生じゃないですか‼️こんなのどこがベストなんですか‼️先輩はお父さんに演奏を聴いてもらいたいんですよね?誰よりも全国に行きたいんですよね?それをどうして全部なかったことにしちゃうんですか‼️我慢して諦めれば全部丸く収まるなんてそんなのただの自己満足です‼️私ィ待ってるって言ってるのに…諦めないでくださいよ❗後悔するって判っている選択肢を自分から選ばないでください‼️諦めるなら最後まで全力を出しきってからにしてください‼️‼️‼️」
 「私もあすか先輩に本番に立ってほしい❗あのホールで先輩と一緒に吹きたい❗先輩のユーフォが聴きたいんです❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗」

 久美子の本気の心の叫びを聞いたあすか先輩は久美子の頭をなでなでしながらでも…嬉しいね。嬉しい……」優しく抱きしめる。



 渡り廊下から久美子の幼馴染みの先輩の斉藤さんだぞ!今回もワンシーンのみ登場の斉藤あおいがあすかを呼び止める。進路の先生から話があるって❗はて❔❔


 田中あすかはモンスターペアレントママンと全国模試で30番以内をゲットしたら、全国大会に出てもいいって話をつけてたらしい。この事は吹奏楽部員たちにたちまち広がる。こうして長いようで短いようで全国大会にまで色んなすったもんだがあったが北宇治高校は無事に全国大会に出場する。

 「全国に来た‼️…きっとここにはたくさんの思いが詰まっている…でもこんな気持ちで吹くのは初めてかもしれない…聴いてもらいたい❗このホールに響かせたい❗北宇治の音を届けたい❗❗❗」



 
 「ハイッこれからいよいよ本番です。私たちは春に全国大会出場を目標にここまでやって来ました。結果を気にするなとは言いません。ですが、ここまで来たらまず大切なのは悔いのない演奏をすること!特に三年生!今日が最後の本番です。この晴れ舞台で悔いのない演奏をしてください」と滝先生からの手短なアドバイスの後、小笠原遥香部長の「北宇治!ファイト✊オー‼️」
 の掛け声で本番に臨む。



 北宇治高校吹奏楽部の演奏する曲は「プロヴァンスの風~三日月の舞」である。勇壮なトランペットの合奏から勇ましく始まる。今回は高坂麗奈のソロパートを含むフルコーラスで各々の演奏場面を映していきます。楽譜に貼られた写真や寄せ書きがいい感じで青春映画しております。



 演奏が終わりフーっと溜め息をつく一同。北宇治高校吹奏楽部員全員が持ちうるポテンシャルを出しきって見事に合奏をやり遂げたのである。


 成績発表の時が来る❗緊張の面持ちで発表の瞬間を待つ。果たしてその結果は・・・・・・・・・・


 記念撮影でひきつった笑いを浮かべる来たら北宇治高校吹奏楽部員たちに副顧問の松本美千恵先生が喝を入れる。結果は銅賞であったが北宇治高校吹奏楽部員たちはめげることなく来年こそリベンジして金賞取ったる❗の意気込みでいた‼️

 滝先生に黄前久美子と田中あすかは呼び止められる「お二人は審査員をなされていた進藤正和さんを知っていますか?」と訊ねられる。田中あすかがええ少しと答えると「よくここまで続けてこれたね。美しい音色だったよ」とお伝えくださいと言伝てされたと教えてもらう。
 あすかは久美子をハグして「やったよ!ユーフォ褒められちゃったよ❗」と素直に喜ぶ。
 小笠原部長と田中副部長により後輩の2年と1年に3年生にはもうリベンジする機会はないので後は頼むよと託される。久美子は話を聞いている途中で帰るお姉ちゃんの姿を見つけて慌てて追っかける。
 お姉ちゃんに「大好きだよ‼️」と思いを伝え、元に戻ると田中あすか一人が待っていた。あすかから「黄前ちゃん?ユーフォ好き??」とあらためて訊ねられる。久美子は迷うことなく「ハイッ❗好きです❗」と即答するのであった。


 その後は時間上の問題か、卒部会や卒業式をさらっと流すように映す。吹奏楽部でも先輩、後輩が別れを惜しんでいた。久美子は一人校内中を駆け回って田中あすかを探していた。正門横の階段で息を切らせ、ここで久美子が入学した初日に田中あすかが「新入生の皆さん❗北宇治高校へようこそ‼️輝かしい未来を祝して……」と初演奏を聴いたのを思い出す。
 そして一人でひっそりと下校しようとしているあすかをようやく見つける。久美子はあすかへの思いをありのままに正直に伝える。

 「私…先輩のこと苦手でした。同じパートだから極力思わないようにしてましたけど、何か難しい人だなあってずっと思っていました。もしかしたら嫌いだったかもしれません

 「あはははははは。それが言いたかったこと??そんなのわかってたし……」

 「わかってないです‼️だって今は大好きですから❗❗❗❗❗❗❗あすか先輩絶対に本心見せてくれなくて、いつも上からマリコ的目線で見下されれているようで…コンクールなんかどうでもいいとか言うし…でも今は好きです。先輩が吹くユーフォもっと聴いていたいです。私ィあすか先輩みたいなユーフォが吹きたい‼️‼️‼️」

 「それが言いたかったこと?」

  久美子はブンブン首を縦に振り激しく同意する。

 「これあげる😉✋」

 「これ⁉️お父さんの……」

 「私にはもう必要ないから……今度は黄前ちゃんが聴かせてあげてよその曲」と頭を撫でてあげる。

 「さよならなんて言いたくない❗」

 「じゃあ言わない✨✨」



 「またね👋」


 「ハイッ❗」



 「いつだったか?あすか先輩が聴かせてくれた曲‼その曲のタイトルを私はそのとき初めて知った・・・・」

 

「響け!ユーフォニアム」

 向こうで高坂麗奈が久美子を呼んでいる。


 「響け❗ユーフォニアム‼️その音の暖かさを私はいつまでも忘れない…」








 今回の映画は前回の「北宇治高校吹奏楽部へようこそ」のような総集編的なヤツではなくて、再構築とでも言うべきか?完全オリジナルではないのですが、また違った感じに改変されてはおりますが、結果はそれでオッケー👍かと思います。ストーリーはアニメの2期を忠実になぞらえてはいます。ですが、物語の焦点をユーフォニアムの二人の黄前久美子と田中あすかに当てられています。そのためか?テレビ放映の二期での序盤の鎧塚みぞれと傘木希美たちの2年生いざこざ編や後半の滝先生の過去と揺れる麗奈の気持ちなど、他にも全国大会が終わった後のお姉ちゃんと再会するシーンや麗奈が滝先生に告白するシーンなどはバッサリ割愛されております。二時間弱の尺におさめるためにはしょうがないのかもしれませんが、オリジナルストーリーではないのですが上手くストーリーにグイグイと引き込まれていきます。「けいおん!」と違ってシリアスなスポ根的な要素が強い「響け❗ユーフォニアム」は今回もとってもお薦めでございます。



 平成最後の今年の夏は、早い梅雨明けに始まって内陸の方では酷暑、西日本では豪雨による災害など大変な夏でした。皆さまはいかがお過ごしですか?ワタクシは仕事に忙殺されながらもマイペースでブログを進めさせていただきますのでよろしくお願いします(*^^*)