遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年 アメリカ)
監督:マシーズ・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド

人間を擬態するエイリアンとの戦いを描く。82年のジョン・カーペンター監督版の前日譚。
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南極大陸の太古の氷層から未知の生命体が発見された。古生物学者のケイトは調査依頼により、ノルウェー基地に送り込まれるが、その謎の生命体が蘇り、隊員を襲い始める。その生命体は人間に取り憑き、擬態するため、周りの人間は誰に取り憑いたのかわからず疑心暗鬼になるばかりだった。
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特に観る気はなかったのですが、ライブラリーの整理で確認していたら娘が主人公の女の子が可愛いから観るとのことで急遽鑑賞。もちろん覚悟して観るようには注意済。でも特にギブアップもなく最後まで鑑賞されてました。多分、バイオレンスの方がダメなんでしょうね。SFは大丈夫のよう。
82年のカーペンター版はとてもグロくて大好きでした。サスペンス感とSFがうまくまとまっていたし、なにしろ特撮の迫力が凄かったですね。絵面が凄かった。今回はCGで表現力を増すわけですが、特撮派としてはまぁ、そう感動もしませんが、サスペンス感をある程度大事にしているところは意外に良かったかな。各クリーチャーが正体を明かすのが結構早いかな、もう少しもったいぶってもいいと思いましたが、今はせっかちなんでしょうかね。でも前作へのリスペクトは十分に感じられる作品にはなっていたのではないでしょうか。

82年度版の話をする時にいつも思い出すのが、当時同時期に上映していた南極物語。映画館の予告編で南極を犬が走っているシーンが登場し、南極物語の予告が始まったと思ったら、犬がビュンビュンいい出してえらい事になるのを唖然として観てたのを思い出します。
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この娘が可愛いと娘が仰ってました。