イルカの日(1973年 アメリカ)
監督:マイク・ニコルズ
出演:ジョージ・C・スコット、ポール・ソルヴィーノ

イルカに人間の言葉を教え込ませた科学者とその周囲で動く陰謀を描いたフランス作家ロベール・メルルのSF小説を、「卒業」のマイク・ニコルズ監督と脚本家バック・ヘンリーのコンビで描いた異色サスペンス。
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海洋学者のジェイクは、豊富な資金力を持つ財団のサポートを受け、フロリダ沖の小島で知能の高いイルカに人間の言葉を覚えさせる研究に没頭していた。その成果が身を結びそうになった頃、彼の知らないところで、その成果を狙って様々な陰謀が動き始めていた・・・・
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昔からタイトルとジャケット写真は知っているものの、全く観る機会もなく、ストーリーも知らない状態でした。ここのブロガーさんの記事を読んで、インドネシアに旅立つ前にDVD購入しておきました。今回、家族で鑑賞。観る前にストーリーを説明したもののあまり興味示さず、でも途中からグイグイきたみたいですね。
イルカをドウノコウノするよりも、ポール・ソルヴィーノ扮する謎の男が島に上陸する辺りから話が転じて面白くなりますね。子供は俄かにざわつき始めましたが。
しかし全て人間のエゴでしかありませんね。イルカに言葉を教え、強要する科学者。それを悪事に利用する財団。健気に尽くすイルカが切ないですね。もちろんCGなんかない時代なわけですが、イルカの演技が素晴らしいからか、本当に喋れるイルカをどっかから連れてきて演技をさせているように見えるから不思議です。今ならCGでペラペラ喋らすからリアルさを失うのでしょうね。
それはそうと、ポール・ソルヴィーノって、ミラ・ソルヴィーノのお父さんだったんですね!ちょっと驚きました。クリッとした瞳だけ似て良かったですねー。
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