シェイム(2011年 アメリカ)
監督:スティーブ・マックィーン
主演:マイケル・ファスベンダー、キャリー・マリガン

性依存症の男の孤独と苦悩を描いた問題作。マイケル・ファスベンダーが体当たりの演技でヴェネツィア国際映画祭主演男優賞受賞した。
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ブランドンは高級アパートに住む独身のエリート。誰もが憧れるような生活を送るブランドンだが、彼には極度のセックス依存症という秘密があった。行きずりの女性や娼婦とセックスし、一人の時は自慰行為に耽る毎日。そんなある日、妹のシシーが突然彼の家に転がり込んでくる。それによりギリギリのところで踏みとどまっていた彼の生活が次第にバランスを崩し始めるのだった・・・
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性依存症の男性の話ですが、男はいつまで経っても性依存症な気もしますし、これをどこで病気か正常かを区切るのか興味が湧きますね。確かメル・ギブソンが、そうじゃなかったでしたっけ?
ここまでは通常の範囲内、おっと!そこでそうしたらだめですよ、みたいな判断基準があるんですかね。年齢も影響するでしょうし、職業も影響するでしょうし、住んでる国も影響するでしょう。いや、ひょっとすると何も関係なくてマークシートとかで判断するのかもしれませんね。何か興味湧きますし、診断して欲しいですね。あ、これくらいなら正常なんだ、みたいな。すみません、渋滞中でブツブツ考えてました。何れにしても、これは大人な映画なのか、というと残念ながらそこまでの感じではなかったですね。話の展開や落とし所ではもっと大人な映画に仕上げることができたかなと、そこがちょっともったいなかったかなと思いましたが、いろんなことを考えれたので、観てよかったな、と思いました。それにしても監督、すごい名前ですね!
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