きっと、ここが帰る場所(2011年 イタリア/フランス/アイルランド)
監督:パオロ・ソレンティーノ
出演:ショーン・ペン、フランシス・マクドーマンド

「イル・ディーヴォ」で2008年のカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞したソレンティーノ監督が、映画祭で意気投合したショーン・ペンと交わした約束通り、2人で撮りあげた異色のロード・ムービー。
photo:01


ほぼ引退状態のロックスター、シャイアン。ダブリンの豪邸で消防士の妻ジェーンと半隠居生活を送っていた。ある日、30年近く疎遠になっていた父の危篤の知らせが届く。飛行機の嫌いなシャイアンは、船でアメリカに向かうが案の定臨終に間に合わず。父の遺品から、ナチのSS隊員を生涯追い続けたことを知ると、そのまま旅にでるシャイアンだったが・・・
photo:02


まず、このショーン・ペンの写真を見せられて観ないわけにはいきませんね。この風貌と同じく映画も大変エキセントリックな感じでしたが、何故か嫌味がなく、素直に面白かったです。話がどこに向かって行くのか不安にもなりましたが、それがロードムービーって奴ですね。久し振りに独特な雰囲気の映画を観た、という気にさせてもらいました。画もとても良かったですし、役者も良かったです。特にウェイトレス役のケリー・コンドンが、とても可愛かった。小学生の同級生のような親近感が湧きました。
photo:03


でも、癖のある映画なので、オススメとまではいきません。僕は好きでしたが・・・。あと、デヴィット・バーンが本人役で出てましたよ。
photo:04

photo:05