大人は判ってくれない （1959年 フランス）
監督：フランソワ・トリュフォー
出演：ジャン・ピエール・レオ
フランソワ・トリュフォーの長編第一作にして、カンヌで監督賞を受賞したヌーベルバーグの代表作。観たい、と思える映画が見つからず、ライブラリを漁っていたらDVDが出てきたので、迷わず観ました。
アントワーヌ・ドワネルはパリの下町に住む13歳の少年。学校ではいたずらばかりして先生に目をつけられ、家に帰ると共稼ぎの両親が何かと口論ばかりしていた。家出を繰り返し、友達の家に転がり込んでも、結局、行き場が見当たらないアントワーヌ。お金に困り、父親の会社からタイプライターを盗み出すが・・・
行き場のない少年の苛立ちと、大人に支配された社会の息苦しさ、それでも自由に生きようとする躍動感を活き活きと演出したトリュフォー。住んでいる時代も、国も、境遇も全く違うのに、何故かどこか自分も感じたことのある感覚、空気感が親近感を覚えます。同じ年に公開されたゴダールの「勝手にしやがれ」と並び、フランス ヌーベルバーグの代表作となった。この後、ジャン・ピエール・レオ扮するアントワーヌの物語を4本撮っていますね。いずれも未見なので、観ようかなと思います。それにしても５０年以上経っても色褪せない画は素晴らしいです。日本だとこうはいかないでしょうね。20年前でも古くさーい画になってしまいますね。観る映画に迷った時にいい一本でした。
監督：フランソワ・トリュフォー
出演：ジャン・ピエール・レオ
フランソワ・トリュフォーの長編第一作にして、カンヌで監督賞を受賞したヌーベルバーグの代表作。観たい、と思える映画が見つからず、ライブラリを漁っていたらDVDが出てきたので、迷わず観ました。
アントワーヌ・ドワネルはパリの下町に住む13歳の少年。学校ではいたずらばかりして先生に目をつけられ、家に帰ると共稼ぎの両親が何かと口論ばかりしていた。家出を繰り返し、友達の家に転がり込んでも、結局、行き場が見当たらないアントワーヌ。お金に困り、父親の会社からタイプライターを盗み出すが・・・
行き場のない少年の苛立ちと、大人に支配された社会の息苦しさ、それでも自由に生きようとする躍動感を活き活きと演出したトリュフォー。住んでいる時代も、国も、境遇も全く違うのに、何故かどこか自分も感じたことのある感覚、空気感が親近感を覚えます。同じ年に公開されたゴダールの「勝手にしやがれ」と並び、フランス ヌーベルバーグの代表作となった。この後、ジャン・ピエール・レオ扮するアントワーヌの物語を4本撮っていますね。いずれも未見なので、観ようかなと思います。それにしても５０年以上経っても色褪せない画は素晴らしいです。日本だとこうはいかないでしょうね。20年前でも古くさーい画になってしまいますね。観る映画に迷った時にいい一本でした。
