フォロー・ミー (1972年 イギリス)
監督:キャロル・リード


朝10で妻と観ました。


会計士のチャールズは、妻ベリンダの浮気を確信し、探偵事務所に妻の
浮気調査を依頼する。10日後、浮気調査の結果を伝えにきた風変わりな
探偵は、二人の馴れ初めから確認を始める・・・


大小、誰にでもあるであろう夫婦間のすれ違いや倦怠を描いた佳作。
探偵がベリンダを尾行する辺りから、話が急速に面白くなっていく。
ミア・ファローも素敵だし、探偵のトポルがいい味をだしてます。
朝10で、青っぽい気はするのですが、赤なんですね。キャロル・リード
だからかな? でも、ファンが多いことがよくわかる愛すべき作品です。


どこにでもあろう溝だからこそ、きちんと埋めていかないと、取り返しが
つかなくなってしまう。どうでもよくなってしまう。そうなる前にこういう
映画を観て、きちんと対応していこう・・・っと。


私の尊敬するアーティストが言ってました。「つまらない大人とは、
愚痴を言ったり、当人のいないところで悪口を言ったり、「しょうがないや」と
諦めたり、愛すべき人をちゃんと愛さなかったり、そういう人ですね」


・・・簡単なようで、難しいですね。 難しくしてるのですかね、簡単なのに。