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hideotsu通信

世の中で私の興味を引く情報を提供していきます。雑学のネタになるかもしれません。

洋書を紹介します。

『POLICE』(written by Jo Nesbo)

A killer is stalking Oslo's streets. Police officers are being slain at the scene of crimes they once investigated but failed to solve. The murders are brutal, the media reaction hysterical.

For years, Harry's dedication to his job and brilliant insights have saved the lives of countless people. But now, with those he loves most facing terrible danger, Harry can't protect anyone........









私が編集長を務める月刊「FX攻略.com」では、11月29日(土)、東京・浅草橋で、FXの会場セミナーを開催いたします。

講師は、カリスマFXトレーダーとして名高い、鳥居万友美さんをはじめ、テクニカル分析に詳しい不動修太郎さん、そして、バイナリーオプションにも詳しいボリ平さんの3人です。

有料のセミナーですが、セミナー後は、講師を囲んでの懇親会を企画しております。ふだん、こうした講師との触れあう機会はなかなかないと思いますが、この絶好の機会を見逃すのは、もったいのないことです。

ふるってご参加ください。



鳥居万友美さん



ボリ平さん



不動修太郎さん

セミナーの詳細はこちらまで。






『テミスの剣』(中山七里・著、文藝春秋)を読み終える。

ある日、埼玉県浦和署の館内で殺人事件が起こり、25歳の青年が逮捕される。しかし、青年は刑事の取り調べに一貫して犯行を否認するが、浦和署の刑事たちの苛烈な取り調べに、音をあげ、やってもいない殺人を自白する羽目に。

裁判では、青年は一貫して犯行を否認したが、一審端系判決。東京高裁に控訴したが、控訴審でも控訴を棄却されて、最高裁に上告したが、上告を棄却され、死刑が確定した。

青年は東京拘置所に移送されたが、2週間後に拘置所内で自死。

この青年の取り調べにあたっていた青年刑事は、取り調べ時の強引な捜査に、釈然としない気持ちを抱きながら、別な事件の捜査に没頭するが、5年後起きた殺人事件で捕らえた犯人が、5年前の事件の真犯人だとわかり、青年の事件はえん罪だったことがはっきりした。

しかし、いまさらえん罪だったことを発表すると、浦和署だけでなく、検察、裁判所など多方面に多大な影響をでることから、どうしたらいいかと迷い、信頼している検事に一任する。

青年刑事から事情を打ち明けられた検事は、犯人を取り調べると同時に、マスコミに5年前の青年が自死した事件はえん罪だったことをリークする。世間を揺るがす大スキャンダルとなり、警察や検察、裁判所は世間の大バッシングを受け、関係者が処分された。

しかし、当の取り調べあたった青年刑事はおとがめなしとなり、埼玉県警捜査一課へと異動になる。

無期懲役だった真犯人が模範囚だったため、23年ぶりに釈放されて、府中刑務所をでてきたが、その刑務所の公園内のトイレで刺殺される事件が起きた。

青年刑事は、埼玉県警の管轄ではないが、20数年前のえん罪事件と結びつけて事件をとらえ、周囲のひんしゅくを買いながら、一人、単独捜査に乗り出す。そして、事件の背後に隠されていた意外な事実を発見する..............

ミステリーとしても面白い、ポリスストーリー。一読をすすめます。