3月13日:給水槽が枯渇し1階の水道からも水が出なくなった。近くの公園で給水を行っており、クーラーボックスに水を入れてもらう。生れて初めての体験だ。昼に友人のマンションで家族全員お風呂を借りる。マンションによっては給水槽の余裕があり水が出るところがいくつかある。2日振りの風呂でその有難みを知る。避難所の方の苦労はいかばかりか。近くのスーパーへ行くが、お菓子しか売っていないため、JAに食料品があると聞きつけ、桜の直売所へ。ここは米の他、本日取れたての野菜もいっぱいあった。さっそく、米と野菜を購入する。農家の方に感謝。今夜は自分が大学で泊まり込むことになっているため、妻と話し合った結果、これから横浜の自分の実家に避難することに決定した。夕方に妻子をつくば駅に送りに行く。今度会えるのはいつになるか。もしかしたらもう二度と会えないかも、などと悪いことばかり考えてしまう。当直のため大学に行くと、突然東電から計画停電の発表があった。何のことか誰もわからず、情報が錯綜していた。病院長や副院長との会議が夜中に開かれた。東電の発表によると実施されるかどうかは当日の直前にならないとわからないという。停電になるとオーダリングシステムのほか、多くの検査機器が使えなくなり、非常用電源だけではすべての機器を賄えないため、翌日の外来は診療制限を行うことになった。
3月14日:予定されていた計画停電は見送られた。外来患者はいつもの2/3ほど。内視鏡検査、処置は手術室が制限されているため、緊急でない方はすべて後日に延期となる。昼に病院の食堂で福島第一原子力発電所の3号機が水素爆発したことを知る。

映像では火災ときのこ雲のようなものが映っている。3号機は他とは違いMOX燃料を使用したプルサーマル原子炉であるため、プルトニウムが漏れ出した可能性があるとのこと。政府は「直ちに健康被害はない」と繰り返すものの、半径30キロ内の住民には屋内避難を指示。義兄がまだいわき市に残って働いているのだが大丈夫だろうか。自宅の水道が少量だが出始めた。

映像では火災ときのこ雲のようなものが映っている。3号機は他とは違いMOX燃料を使用したプルサーマル原子炉であるため、プルトニウムが漏れ出した可能性があるとのこと。政府は「直ちに健康被害はない」と繰り返すものの、半径30キロ内の住民には屋内避難を指示。義兄がまだいわき市に残って働いているのだが大丈夫だろうか。自宅の水道が少量だが出始めた。
3月15日:茨城県は被災県であるため計画停電の対象外と決定された。原発の方は2号機の格納容器が損傷、4号機も水素爆発。昨日の3号機の爆発もあって、付近の放射線量は400mSV/hに達し、事態は悪化する一方である。水道が完全に復旧したため風呂に入る。またいつでなくなるかわからないため、ふろ水ワンダーを使用。
3月16日:外来日。日立の患者さん以外ほぼ来てくれた。薬が足りないため、分割調剤となる。この日、つくば市の放射線量が0.5uSV/hと急上昇。昨日の爆発によって飛散したものが1日たってここまで到達したらしい。子供を避難させておいて正解だった。