本当は内緒の話しなんですが、こうやってお話ししてしまうと…内緒じゃなくなっちゃうんですけど、読者の皆さんに、ほんのちょっとだけ情報を差し上げます。
実はですね・・・
3月に入ってからのお話しです。
茂原市谷本の自宅に6坪位の小さな店舗がついているんですが、昔昭和の時代に「駄菓子屋さん」だったそうですけれど、その古い店舗を使って、新しいお店をオープンさせます!
どんなお店になるのかというと・・・
レトロ・アンティークデザインの照明器具の専門店です!
もう…びっくり!なんですよ♪
ただでもこんなに景気の悪いときに、それも物販店を、それも、この田舎・房総半島は外房の「茂原」において、本当に成り立つのでしょうか?
でもね・・・!
レトロ・アンティークデザインの照明器具ということは…
主体は、ステンドランプのことです。
ステンドグラスは知っていますよね。そう、あの極彩色のガラスを合金で貼り付けてひとつの「絵」として描く、それをシェード(傘)として電球で照らすランプのことです。
もちろん、白熱球を使っても良いのですが、今は…まるで白熱球のような温かみのある暖色系のLED球もありますので、省エネにも一役買います。
それよりも何よりも、何故そんなレトロ・アンティーク照明器具の専門店をするのかというと・・・
そのステンドランプがたった一灯ともっただけでお部屋のムードをがらっと変えるだけのパワーを持っているからです。
人間の生活は「モノ」によって成り立っています。今までこの房総半島には「ステンドランプの専門店」なんてありませんでした。
皆さんは、テレビや、インターネットでそんなお部屋や照明器具・ランプは見たことはあったかも知れませんが、それを現実に生活に取り込んで使っている方は、ほとんど無い筈です。
どうしてですか?
それを売っているお店が無かったからです!
それならば、私たち夫婦・・・"Crystal_Crystal"…が現物を陳列し、それもリーズナブルな価格で、お持ち帰りできるよう提供したい!ということなのです。
もちろん現代はネットの時代です。私たちもいずれネットでの販売にも取り組みます。
ネットで買いたいのなら…どうぞそちらから♪
でも良く考えてみて下さい。
現物を見て確認することの重要さを!
肌で感じる「ムード」はやはり現物でなければ感じることは出来ません。
だから無謀にも、この千葉の田舎の房総半島、それも外房の、茂原市で…行うのです。
どんな田舎に行っても人間は暮らしています。人間の生活は「モノ」で成り立っているのですから、そのモノが売っていなければ自身の生活には入り込んで来ません。
私たちは房総半島の生活者の普段の生活に「ほっ」と息のつける空間を提供できるよう努力いたします。
ぜひ応援をお願い致します♪
美容整体クリスタルのHPは
http://www.k-pal.net/detail/index_427.html
「それが目的ではない!」
ノーベル平和賞を逃した日本の平和団体の記者会見での発言。
その通りである。
しかし出来れば欲しかった。
もちろん与えられたら、その平和団体の活動が日の目をみて、より強化された活動が出来るようになるから。
結果は違っていた。
ノーベル平和賞はとれなかったのである。
「やればできる」は特にスポーツの分野でいわれる言葉。
「なせば成る」なんて誰かがいっていましたね。それは結果を出せた人だけが言える言葉なのである。
結果を出せなかった人は「やればできる」や「なせば成る」なんて言葉は使えない。
ただ人前から静かに姿を消すだけである。
現在私は「宅建士資格試験」を目指して勉強している。目指さない限りは合格はできない。成ることも出来ない。

しかし目指している人間の、四人に一人しか合格はしない、させない、ような仕組みが出来上がっている。
要するに「落とす」ための試験。
やってみてよく分かった。
内容ではなく、普通の日本人なら読解できないような、ひねくり、場合によっては「引っ掛け(だまし)問題」のような悪意のある文章に辟易している。
国語は無視され、読点のない文章などざらである。
句点も少なく、長々延々とした文章が出てくると、先の読点の少なさからも、主語さえも分からなくなり、意味不明に陥る。
過去の問題の最後の一言に「ひねり」を入れて勘違いを誘引する。
最後の一言だけならまだしも、長い長い文章の、何箇所もひねられ、知識を知っているかどうかを試すのではなく、「さあどうぞ勘違いして下さい」と導くような問題さえある。
こんな国家試験に、何万人もの人が真剣に取り組むのである。
国家は、これを看過し、放置している。
規制緩和などといいながら「国民総活躍」などといいながら、一般国民を愚弄している。
知識を身につけ、本気でやろうとする者に対し、国家に対する反意を植えつけるような行動は自粛すべきではないだろうか。
何も知らない若い者ならまだしも、人生60年近く生き抜いて来た者に、今さらこんな国語にも逆らい、また基づきもしない文章によって「試験となす」などもっての他である。
そんなことを言っていると、妻からは…
「あなたは好きなこと意外は駄目なのね」と烙印を押される。
いやその通り。
嫌いなモノには全く興味が湧かない。
もちろん目標ではあるのだが…
受験はするが、合格するのは来年にしようと思い、気が晴れた!
※今年の宅建士試験は10月18日(日)ちょうど一週間後です。
千葉に来て一年半
一言二言話すと、三言目は…
「きくちさん東北出身ですね」と来る。

最近は気分も悪くはない…だけではなく「気分良く」感じるときさえある。
イントネーションの違い?…要するになまっている。
もう開き直りである!
そう…もうかれこれ40年以上前、秋田から上京したときは、秋田なまりを悟られるのが怖く、頑張って「標準語」に気をつけたものだった。
しかし今は違う!
秋田出身であるというのが、ひとつのアイデンティティとなっているのだと思う。
それだけ夏場の秋田は美しく、湿潤で、野菜も美味しく、山菜もあり、また秋田は美人が多い。その美しさの平均的レベルは、千葉の比などではない。
夏場の秋田、といったのは…冬の秋田が厳しすぎるからである。
(しかしてこの件に関しては、触れません。 過去の投稿参考にして下さい。)
とにかく最近の自分は「秋田出身」であることを力強く語りたい!
それを証明するのが、お国言葉ということになろう。
NHKでも言っていた…戦時中は上意下達、命令が瞬時に伝わり、速やかに情報を共有化できるよう「標準語」を半ば強制的に国民に使用させようとしたとのこと。戦後育ち?の私たちの若いころは、まだその名残も強く、方言をいうと、指摘され、ずいぶんと笑われたものである。
しかし現代(いま)は違う!
言葉によって他人との差別化を図るのだ。
私は秋田出身なのだと。
それを言って「損」することなど無いような気がする。
逆にそれをきっかけに、互いの出身地や、年代の話に入って行けるのだから「得」することが多いとも思う。
コミュニケーションのきっかけともなる。
歳をとったのかも知れない。それはそれで良いではないか。
アイデンティティ…とても大切なこと。
あなたはどちらの出身ですか?
文章を書くのが好きだ! (井上ひさしさんの口調で…)

小さなときは、最も苦手だったのが作文」であった。
「母さん何を書けば良い?」
小学校低学年のときの光景を思い出す。
それがいつしか文章を書くのが好きになってしまっているのである。
しかし文章といっても、発表されてこそ価値がある。読んでくれる人があればこそ意味がある。
ただ書くだけなら「馬鹿」でも出来る。
いや、馬や、鹿は、書けない。
人間のことである。
いまや一億総SNSの時代、馬鹿でも、チョンでも、毎日文章を書いている。
しかし、ツイッターもやってはみたが、あれは「つぶやき」であり文章ではない。ただ思ったことをつぶやいているだけで、本当の「作文」としての美しさを求めて書いている者は少ない。私もそうだった。
facebook?
仲間に気にいられようと、美辞麗句を並べ立て、迎合し、そして自らを飾ろうとして「嘘」を書く。
「作文」とは全く意味の違う世界。辞めた。
私の場合は、1%程度の事実さえあれば、99%の創作を注入し、文章を作る。
私小説ともいえる。
そして誰かに読んでもらいたい。
私は、また「書こう」と思っているのである。
やけのやんぱち!ハワイへの夢は潰えたのか?

千葉で新しい仕事をする!いや、することになった!
本当であれば、ハワイに移住し、自然に親しみ、健康で、楽しい毎日を過ごすつもりだった。
間もなく「60歳」にもなろうとするとき、千葉に移り住み、遊んでもいられなかった。
とあるフランチャイズに加盟し、加盟金捻出のために、金融公庫の事業用資金を使わせて貰い「カーリペア」の仕事を始める。
始めるのは良いのだが、フランチャイズの場合、10年間という会費(ロイヤリティ)の支払いが発生する。それだけではない。金融公庫への償還という縛りも約10年間という長い年月発生する。
ということは、今後10年間は、日本で頑張り、憧れのハワイでの生活は「消えた」ということになる。DoCoMoのスマホ契約の縛りが2年間…というのとは訳が違う。
昨日、阿部内閣が、第三次の組閣を行った。

「一億総活躍大臣」
という訳の分からない閣僚人事を行った。
アベノミクスから始まり、阿部首相は、意味不明な造語が好きなのだが…
また一億の国民に「働け」と促すのである。
日本人は勤勉であった筈!
それなのに、毎週迷惑な2連休をつくり、祭日が絡むと3連休になり、ゴールデンウィークだけではなく、シルバーウィークまで造り、内需拡大と称し、遊ばせておきながら、
また「働け」とのこと。
日本人は踊らされている。
働かなければ飯は食ってはいけない。しかし、一定期間充分に働いた者には恩賞のように「気ままな生活」を与えても良いのではないか。
一億総活躍の意味が知りたい。
私には死ぬまで働けとも聞こえる。
何が良かったのか?
女と一緒である、暮らしてみなければ分からない。

アルファロメオ147セレスピード2000cc 2004年8月登録58,700kmの「ぬめっ」とした車!
陽気なイタリア車である!独特のフェイス・フォルムは…まさか自分が、この車の所有者になろうとは思ってもみなかった「イタリア女」のような車なのかも知れない。
河内十人切り!ええじゃないか!一度きりの人生である。別に博打をしている訳ではない。ただ思うのは、どんな車でもそれ自体が「人工物」であるということ。
「草」でもない「木」でもない「花」でもない!
排気ガスを撒き散らす人工物に他ならない。環境はやはり破壊し続ける。 でもね、それを自分が犠牲となり、自分の欲望を押し殺して、禁欲的な生活をしたとしても、地球の温暖化は進み、気象異常も加速し、もうどうにもならないのだ。
刹那的? ええじゃないか! 人類は、200年以上前に蒸気機関を発明し「産業革命」を興し、それで自らの今の文明の終末までの図式を描いてしまった。もう後戻りは出来ないのである。
1956年生まれの私も来年で「生誕60周年」を迎える。子はない。
思いっきり好きなことをし、好きな車に乗るのだ!
本日現在、嫁さんにはまだ話しておりません。
アルファロメオを「注文」したこと!

147 セレスピード!
オートモービル大好きの私としては…
妻からは常がね「あなたは持っているお金を全て使ってしまうから私のお金には手をつけないでね」と言われているので、返って、自分のお金は「全て使っても良い」ものと思ってしまう。
また注文してしまった坂田三吉。将棋のためなら女房も泣かす!
いつかは勝ち取る大将棋!今度はアルファロメオだ!
本当は、人工物よりも「自然」や、「花」が大好きの自分なのだが、しかし、オートモービルやモーターサイクルが好きなのだ!妻よ赦しておくれ。
オートマチックでも無い、半オートマチック、半マニュアルといっても良い…セレスピードの魅力には勝てなかった。イタリア女である。
パドルシフトって知っていますか?
オートマチックのように発進するも、ハンドルの両側についているパドルによって、オートからシフトダウンしたり、シフトアップが出来る!特にシフトダウンし、加速し、追い越しするときのフィーリングは、やはりイタリアらしい「じゃじゃ馬」といって良いかも知れない。私はそんな女が好きなのだ!
車庫証明は明日とれる。注文していたKenwoodのオーディオナビも、バックカメラも、パナの最新型のETCも到着したし、あとは純正のワンセグフィルムアンテナが来れば、中古車屋に送り、仕上げて貰うだけである。
来年からは、とあるフランチャイズに加盟して、自らの自由を縛り、カーリペアの仕事に取り組む。
もう、大好きな、ハワイに行くことも出来ない!
このアルファロメオ147を仕上げて看板にでもして、女房を喜ばせよう!
気象条件厳しい東北秋田を後にし、開拓者のような気持ちで千葉に来た。
最初は…外房茂原市。
気象条件も悪く著しく経済の振るわない秋田に比べれば、千葉県は「天国」のような場所だった。
茂原市には1年間暮らした。
春も、夏も、秋も、冬も経験した。
茂原市に到着したときの印象は、まず住宅産業がとても振るっている!きっと秋田の10倍も100倍も活気と仕事がある!それが第一印象だった。
確かにその通り、秋田の知り合いの建築関係の社長は、仕事も少なく「いつ夜逃げしても良いよういつでも準備している」とのことだった。
それに比べ千葉はどうだろう。
かの3.11大震災のときもさほどの被害も出ず、経済的打撃も、東北に比べたら低い。相変わらず千葉の人口は安定しており、日本一の秋田の人口減少率と比べたら、月とすっぽんである。
しかし暮らしていると分かって来ることもある。
茂原は外房、いや房総半島、千葉でも見捨てられた過疎地だったのである。
以前に私は、秋田県大館市は…過疎著しい貧困の寒村、過疎地であることを書いたが、千葉県の外房、それも茂原市は一見中核都市のようにも見えるが、千葉県内では突出して経済の悪い場所だということが分かって来る。
また、土地のありあまる千葉外房の地方都市の茂原には、都市計画というものがない。確かに住宅産業は比較すれば活発であろうが、どこにもかしこにも、虫食いのように…5軒、10軒と開発された住宅群が異常なほどの数点在していて見苦しい。
どこに行くにも車が無ければ行くことは出来ない。
銀行に行き、市役所を回り、食事をし、買い物をして、市内を一周するだけで…20Km以上走らなければ用が足りない。全てがスタンドアローン!脈絡がないのだ。要するに不便ということ。コンパクトにはまとまってはいないのだ。
また人間の質が悪い。茂原市には「海」もなく観光での人の流入もない。あるのは一握りの大工場。あとは昔からの農家。そしてその次男坊三男坊が団塊の世代としてその工場に働いていたという事実だけ。
ウェルカムの精神など全くない。他所から入って来た人間など眼中になく、多分に日頃のうっぷん(フラストレーション)をストレートに出す人間さえいる。不親切。親切ではない。
新天地を探して来た私は…
いったいどこに暮らせば良いのだろうか?
最初は…外房茂原市。
気象条件も悪く著しく経済の振るわない秋田に比べれば、千葉県は「天国」のような場所だった。

茂原市には1年間暮らした。
春も、夏も、秋も、冬も経験した。
茂原市に到着したときの印象は、まず住宅産業がとても振るっている!きっと秋田の10倍も100倍も活気と仕事がある!それが第一印象だった。
確かにその通り、秋田の知り合いの建築関係の社長は、仕事も少なく「いつ夜逃げしても良いよういつでも準備している」とのことだった。
それに比べ千葉はどうだろう。
かの3.11大震災のときもさほどの被害も出ず、経済的打撃も、東北に比べたら低い。相変わらず千葉の人口は安定しており、日本一の秋田の人口減少率と比べたら、月とすっぽんである。
しかし暮らしていると分かって来ることもある。
茂原は外房、いや房総半島、千葉でも見捨てられた過疎地だったのである。
以前に私は、秋田県大館市は…過疎著しい貧困の寒村、過疎地であることを書いたが、千葉県の外房、それも茂原市は一見中核都市のようにも見えるが、千葉県内では突出して経済の悪い場所だということが分かって来る。
また、土地のありあまる千葉外房の地方都市の茂原には、都市計画というものがない。確かに住宅産業は比較すれば活発であろうが、どこにもかしこにも、虫食いのように…5軒、10軒と開発された住宅群が異常なほどの数点在していて見苦しい。
どこに行くにも車が無ければ行くことは出来ない。
銀行に行き、市役所を回り、食事をし、買い物をして、市内を一周するだけで…20Km以上走らなければ用が足りない。全てがスタンドアローン!脈絡がないのだ。要するに不便ということ。コンパクトにはまとまってはいないのだ。
また人間の質が悪い。茂原市には「海」もなく観光での人の流入もない。あるのは一握りの大工場。あとは昔からの農家。そしてその次男坊三男坊が団塊の世代としてその工場に働いていたという事実だけ。
ウェルカムの精神など全くない。他所から入って来た人間など眼中になく、多分に日頃のうっぷん(フラストレーション)をストレートに出す人間さえいる。不親切。親切ではない。
新天地を探して来た私は…
いったいどこに暮らせば良いのだろうか?
春になれば、ふきのとうが芽をふき、つくしが顔をだし、梅と桜が、同時に満開となる。
東北の人は春の訪れを喜び、大変だった冬という肩の荷をおろし
ゴールデン・ウィークにはその春を満喫し、やがて田を起こし田植えの季節を迎える!

東北の人は春の訪れを喜び、大変だった冬という肩の荷をおろし
ゴールデン・ウィークにはその春を満喫し、やがて田を起こし田植えの季節を迎える!

のどかな田園風景が広がるはずだった…
しかし実際はどうだろう?
例年なら春の彼岸の時期さえ過ぎれば、陽光が射し、温かくなりはじめるものが…
3月は風雪激しく…
4月になっても暖かくならず雪や雨ばかり…
5月ゴールデンウィーク後半になっても桜は咲かなかった。
東北に春は来なかった。
2年前の2011年3月11日午後2時40分過ぎ、東北の太平洋沿岸は大地震に襲われ、大変な被害を受けた。
その2年後のことである。
私自身といえば…
昨年の12月から今年の3月いっぱいの4か月間、住まう大館市有浦地区の下水道工事が行われ、目の前の生活圏の道路は切り刻まれ、毎日工事の人たちがたくさん入り、プライバシーも無く、騒音にも悩まされ、土砂での汚れも著しく、そして例年にない豪雪にも見舞われ、酷い冬を過ごした。この間犬の散歩にも行けないような状況で運動不足や団欒の時間も減ってしまった。仕上がってみると道路にはアスファルトの段差が残り、高性能の自動車であっても、走るとまるで田舎のガタガタ道のようになってしまった。
下水道は便利であろう。しかし有浦という閑静で美しい住宅地は傷を負った。
楽しくない日々が続く…
まるで私自身も被災したかのようである。
先回のNHK朝の連続テレビ小説「純と愛」も最低であった。これでもかとばかりに不幸な物語を延々と続けられた。
ならば今回の連続テレビ小説「海女ちゃん」はどうだろう。ドラマとしてはとても楽しいが、舞台は今回地震と津波で被災した三陸リアス海岸での物語である。妻に行ってみたいと話したら「私たちが行くのはおこがましい」と一蹴された。ネットで調べてみたらその通りであった。
ゴールデンウィークが終われば田植えの季節である。
しかし、いったい誰が田に苗を植えるのか?
もう10年以上前に亡くなった妻の父の時代ならそんなことも言えたが、今は農家も高齢化が進み、息子は後を継がず勤めに出、その息子の子は地元を離れ、遠くの学校に行き、やがて他地に就職し二度と田舎には帰って来ない人となる。
だから、のどかな農村の春の風景などもう来ないのである。
日本は壊れた。
TPPの問題?それよりも、かつての小泉内閣のときの規制緩和と地方切り捨て、教育の手抜きと下手なIT化の普及によって日本と、日本人の魂、日本人の生活は、ガタガタに壊れた。
それでもなお、生きて行かなければならない。
今年は私たちには「桜」というご褒美も無かった。寒さで咲けなかっただけではなく、鳥害、あまりにも厳しい食料のない豪雪だった冬の間に「ウソ」が桜の芽をすべて食べてしまったという。
東北人には本当に心の底から喜べる春は来なかった。
あとは、やむを得ず逃避に走るだけである…
バイク乗りにとって雨は大敵!行動が大きく制限される。汚い。他人から見ても汚い。寒い。防寒と雨よけの装備は邪魔で重たい。レストランなど入れる店が大きく制約される。辛い。苦しい。第一危ない。
しかし毎日雨ばっかり降っているゴールデンウィークに自宅で腐っている訳にもいかない。
私は今年命をかけても雨の日も走ることにした。仮設住宅で暮らすような気分にはなりたくないから…実際に仮設住宅に暮らす人がいるのにこんな表現は本当に心苦しいのだが、私は走ることにした。

暴風雨吹きすさぶ十和田湖畔にて、昨日。
◆昨日の走行距離…十和田湖→黒石→弘前→自宅一周170Km/累計395Km◆
4月下旬のゴールデンウィークに入っても暖かくならなかった!
5月上旬のゴールデンウィーク後半に入っても桜さえも咲いていない!
人生長くやって来ているが…5月に入っても「桜」が咲かなかったことは経験がない。
異常気象が恒常化してしまっているのだろう!
もう馬鹿馬鹿しくなった!
昨日も、今日も、明日も「雨」なのだが、もうこれ以上我慢はしないことにした。
我慢することは精神衛生上良くないことは絶対的に明らかだ!
◆雨が降ってもバイクには乗る!◆
私は、ハーレーダビットソンの友達をつくるためXL883Rの購入を決めた!

2012年式/走行距離240Km/車検27年7月まで…ほとんど新車だ!
購入先は弘前市のレッドバロン。
ひと目見て翌日に発注!
注文から3日で名義変更完了!
今日雨の中これを取りに行くことにした。
大館は雨、弘前は小雨だという。きっと矢立峠は土砂降りであろうと予想したが…案の定その通りだった。
移動の足はヤマハ・ビラーゴ400。

バイクショップと仲良くなることは良いことである。
仲良くなる方法は…
お金はかかるがバイクを購入することである、通うことである、ひたすらそれに尽きる!
またきちんと使い分けるのが良い。
ホンダは大館市のホンダハート。カワサキはやはり大館市のグッドラック。
弘前市は大館市民にとっては、県境を接する非常に身近な小都市である。この弘前市にレッドバロンという全国チェーンのバイクショップがあるのだが、立ち寄れども購入したことは無かった。
先週「ハーレーダビットソンが無ければ、ハーレー乗りとは友達になれない」…というブログを書かせてもらったのだが…
ネットで探して購入しても、どこのバイクショップに持って行けば良いというのか?
秋田市まで行けばハーレーダビットソン秋田/鎌田サイクルというディーラーもあるが、大館市に暮らす自分にとっては、気軽に行って来れる圏内にはない。あまりにも遠い!
弘前市は手頃であり手近なのだ。
私はこれで弘前市にも気軽に行けるバイクショップが出来たことになる。
早速、来ていたハーレー乗のりの津軽人「ファットボーイ」に気軽に声をかけることが出来た
店長ともこれで親しくなれた。私にとっては嬉しい出来事だった。
ハーレーダビットソン
スポーツスターXL883Rの調子は良かった。

今日の所は、まず確認を行い…ETC機器の取付を依頼し、純正グリップヒーターと、ブラックのフェアリングカウルを発注して来た。実際の引き取りはそれらのカスタマイズが済んでからとする。
やがてブラックのナックルガードもつけよう!
スポーツスターに◆ブラックのフェアリング◆ブラックのナックルガード◆ブラックのトップケース!
グリップヒーター&ETCまて付けばスポーツスター883Rの「旅」仕様ということになる!
今年は「雨だから乗らない」ということのない!このバイクも含め…
やがて素晴らしい「旅」を楽しむのだ!
◆本日の走行距離…弘前市往復100Km/累計215Km◆