投票に行こう!第47回総選挙、いよいよ明日に迫る

(心配される低投票率)

 いよいよ明日(12月2日)から、第47回総選挙が始まります。12月14日投開票のこの選挙については、投票率が低くなることが非常に心配されています。年末の多忙な時期での選挙であること、解散・総選挙の実施自体が国民に納得されていないこと、投票したい先がないこと等がその理由です。

(正当性も大義もない解散)

 確かに、与野党の2人のトップが約束した定数削減が行われないままでの解散・総選挙は正当性を欠いていますし、「解散・総選挙の大義」もあるのか疑問です。「増税先送りの是非」は、主要な政党間の争点にもなっていませんし、「アベノミクスの是非」も、「この道しかない」と言っている安倍首相が結果を出すための努力を今後もすれば良い話だからです。

(私利私欲の総選挙は許さない)

 結局は「野党の選挙体制が整っていないときに総選挙をやって、後4年間、権力を握ろう」という私利私欲、党利党略のための解散・総選挙であることは、国民に見透かされています。このような状況の下での総選挙で安倍首相の思惑通りの結果が出ることは、今後の民主政治を考える時には許される話ではありません。

(今回総選挙低投票率の懸念)

しかし、今回の総選挙で問題なのは、「安倍首相や自民党に取って代わるべきリーダーや政党が不在である」と国民が思っている、いや思わされていることです。このことが、我が国のすべての選挙において低下傾向にある投票率について、「投票する先がない」との思いに繋がり、更に一層今回の総選挙の投票率を引き下げる懸念を生じさせるのです。

(それでも投票に行こう)

 しかしながら、ここで、総選挙の投票率の低下を許してはいけません。国民生活にとって政治はとても大事だし、国民が決して望んでいない「一党独裁」状況を固定化してはならないからです。著名な政治学者に「選挙はダメさ加減の選択だ」との名言があります。「ダメさ加減の選択」であっても自ら考え抜いた選択を一票に託して欲しい。必ず投票に行きましょう。

(了)