フリージャーナリストの日記
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東京都知事選選挙に思う

東京都の都知事選は、石原慎太郎氏の圧倒的な勝利に終わった。70代という高齢にもかかわらず、東京都民の人気は高いようだった。無党派層のなかにも石原氏を応援する人が多く、票を開票する前からNHKなどは当確をうつしまつだった。前回の選挙のときの300万票には達しなかったものの、50%以上の得票で、選挙戦を勝利した。

どこが良いのだろうか。石原慎太郎氏の。公費の不明確な使用問題、4男への不可解な対応などを考えると、石原都政の私物化は明らかである。そんな人物にこれから4年間、また都政を任せていいものだろうか。

政策的にはっきりしていたのは、共産党の吉田氏だと思う。浅野氏も悪くはないが、具体性においては吉田氏に軍配をあげたい。石原氏の東京オリンピック招致はどだい無理な話であることが一目瞭然である。北京オリンピックが2008年、その次はイギリスのロンドンで開かれるが、その次のアジアの国でオリンピックが開催される可能性は万に一つもない。それを承知でいけしゃあしゃあとオリンピックのことをいう神経はどうかしているとしか思えない。そろそろ老人性の世迷い子とが出てきたのかもしれない。

今回の選挙結果については、残念でならないとだけ今はいっておこう。

胃の調子がおかしい

ここ2週間、胃の調子が良くない。食べ物が胃のなかに残って、十分消化されていない感覚をいつも抱いている。それに、よく食べ物をはく。食欲もあまりなく、朝、昼はいつもお粥だ。そのお粥も、朝、食べると1日中、胃の中にたまっているような感じである。時々、胃の痛みも感じる。

これは、何か良くない前兆だろうか。胃からもこみ上げてくる感覚があるし、かみさんには医者に行って見てもらえと言われているが、どうもその勇気がない。そんなわけで、大好きな酒もこのところ飲んでいない。いや、飲む気がしないと言ったほうが正解だ。

だから、身体にも力が入らない。いまのところ、フリージャーナリストとしての仕事はないので、時間をもてあましてはいるが、当面は、胃の問題を何とかかたずけなければならないと思っている。


友と会う

久しぶりに昔の友に会った。彼とは7年ぶりの再会である。もともと大阪が住まいなのだが、仕事の関係で東京に、週のうち月曜日から金曜日までは滞在している。昔、私が大阪の情報センターという会社に勤めていたときの同僚である。

彼は塾向けの教材やテストを作成している会社に身を置いている。塾業界のことをいろいろ伺ったが、とても参考になった。と言うよりは、現在の日本の教育がおかれている現状を勉強できたといったほうが正解である。

ゆとり教育だ何だと文科省は勝手なことをほざいたり、その見直しを行ったりと、日本の教育はめちゃくちゃである。最近では、従軍慰安婦は軍の強制ではなかったとか、沖縄の住民の集団自決は軍の強制では亡かったなどと歴史を歪曲するようなことを平気で発言している。教科書でも、侵略戦争といってはいけないそうだ。検定に引っかかると言うことで、文言を治されるというのである。

今から62年前に集結した戦争は誰が見たって、日本が他国に対して侵略をしかけていった戦争である。南京大虐殺まで引き起こした戦争である。侵略戦争である。それを侵略ではなかったと、どんな面をしていっているのか。いつからこの国は歴史をごまかす国になってしまったのだ。

従軍慰安婦の問題にしろ、沖縄の集団自決の問題にしろ、かつての軍がからんでいたことは明らかである。それを否定するという国の現在の風潮は、かつての戦争を風化させるものに他ならない。

折しも、国民投票法案を自民党単独で採決するという国会議員の声を聞くと、何をそんなに急いでいるのかと不思議に思う。憲法改正がそんなに急がなければならないものなのか。

自主憲法であれ、他人がつくった憲法であれ、良い憲法は誰が作ろうが関係ない。特に第9条は、日本が世界に唯一誇れるものではないか。その第9条を改正しようとたくらむ、国民投票法案は、慎重に慎重を重ねた審議が必要であろう。そうでなくては、民主国家の存立基盤が崩壊しかねない。

ものみな始まりの季節

4月の声を聞くと何となく、新しく始まりの季節という感じがしてきて、心がわくわくしてくる。みなさんもそうではありませんか。何がどうという訳ではないが、心浮き立つのは隠しきれない。

4月は入学式や入社式があり、新しい人たちが新しい環境へ入ってくる。私がサラリーマンをやっていたころ、4月はもっとも好きな季節だった。

慣れ親しんだ仲間達もいいが、どんなフレッシュな人材が会社に入ってくるのかが大きな楽しみだったからだ。男性も、女性も、どんな新入社員が入ってくるのか、新しい血が仲間になるのかが楽しくて、4月は心が浮き立ったものである。

昨今長引く不況も陰を潜めて、景気のいい話があるようだが、世の中はまだ不景気が続いている。しかし、就職戦線は売り手市場のようで、学生達が引っ張りだこだと聞く。

今日(4月2日)はあいにく空模様が悪いが、こんな時こそ、明るく、日々を過ごしたい。

桜祭りの季節

私の住んでいる羽村市(青梅線沿線)では、この時期、桜祭りが開催されている。玉川上水と多摩川を挟んで土手には何十本もの桜並木が続き、満開の桜が見物客の目を楽しませている。土手から少し離れた小さなスペースには屋台が並び、焼きそば、焼き鳥などを売っている。

桜祭りのクライマックスは、大人の御輿や子どもの御輿が多摩川に入る日である。それが今年は4月8日だ。多摩川なかで御輿を担ぎながら男達が一斉に嬌声を上げる。そのさまはいかにも勇壮でたくましい。地元のテレビ局もその日は中継に来ている。土手や河原にはたくさんの見物客が押し寄せ、カメラをもったり、うちわをもって応援をする。

それが終わった後は、御輿は町内を巡行してまわる。角角には休憩所が設けられ、酒やジュースが振る舞われる。私が住んでいる町内は、今年は年番で、太鼓を抱えて朝8時から町内を練り歩くことになっている。今日は祭りだよ、と町内に知らせるわけだ。

太鼓や笛の練習が今日(4月1日)から、神社で始まる。私も参加する予定だ。


POSTPONEMENT OF NEW MAGAZINE

The new magazine which I have been preparing for newly publishing as an edito-in-chief was postponed. I feel bitter about it very much. We gathered most of manuscripts which famous journalist wrote.

新雑誌の創刊が延期に!

2006年の12月から準備を進めていた、新雑誌の創刊が3月末にきて、創刊延期になりました。残念でなりません。新雑誌は総合情報誌という位置づけで、雑誌のタイトルは「百姓一揆」というものです。国際政治、国際経済、国内政治、国内経済、社会などのジャンルから適宜テーマを選び、著名なジャーナリストが執筆するというものでした。創刊号の原稿はほぼ、手元に集まっていたので、これを廃棄するのが非常に悔しくてなりません。

出版界において、雑誌の創刊がつぶれるという話は珍しいことではありませんが、今回は編集長として力をいれていただけに、悔しさも人一倍です。

何とか、復刊を願ってはいるのですが、今のところは見通しがたっていません。そんなこんなで編集長職を解かれたため、現在はまた、フリージャーナリストにもどって、仕事探しの毎日です。