自公300議席の勢い 接戦区でも優位に 衆院選情勢
民主70議席割れも
日本経済新聞社は16日投開票の第46回衆院選に向けて終盤情勢調査を実施した。自民党は序盤の勢 いを維持して接戦を続ける選挙区でも優位に戦いを進め、公明党と合わせ300議席をうかがう勢い。苦戦を続ける民主党は逆風がやまず70議席を割り込む可能性もある。日本維新の会など第三極の各党も伸び悩んでいる。
自民勢い変わらず、民主苦戦続く…終盤情勢調査
読売新聞社は16日投開票の衆院選について、全国300小選挙区のうち接戦区や注目区など70選挙区で世論調査(11~13日)を行い、全国総支局などの取材を加味して終盤情勢を探った。
政権奪還を目指す自民党は単独で過半数(241)を上回る勢いを保っている。民主党は一部の選挙区で追い上げているが、現職閣僚も苦戦を強いられるなど厳しい状況が続いている。日本維新の会は近畿を中心に小選挙区で接戦を展開している。
(2012年12月13日23時14分 読売新聞)
自公、300議席うかがう 朝日新聞情勢調査
衆院選中盤の情勢について、朝日新聞社は11、12の両日、全300小選挙区の有権者を対象に電話調査を実施し、全国の取材網の情報も加えて情勢を探った。(1)自民は好調を維持、単独過半数のラインを大きく超えて280議席以上をうかがう(2)公明も堅調で自公で300議席を上回る公算が大きい(3)民主は80議席を切る可能性がある(4)日本維新の会は40議席台は確保しそう、などがわかった。
調査時点で投票態度を明らかにしていない人が、小選挙区で5割弱、比例区で4割おり、情勢が変わる可能性もある。今度の選挙で「必ず投票に行く」と答えた人は76%。過去のデータを踏まえて投票率を推計すると、前回2009年の69.28%を下回り、60%台半ばになりそうだ。
自民は小選挙区で優勢な選挙区が170あまりに達している。競り合っている選挙区などの上積みを加えると、05年の219議席を上回りそうだ。比例区は60議席前後になりそう。
公明は8選挙区で議席獲得に見通しが立ちつつあり、残る1選挙区でも競り合う。比例区と合わせ、計30議席台が有望だ。
民主は反転の兆しがみられない。議席獲得の見込みが有望な小選挙区は20程度にとどまり、比例区との合計で80議席に届くかどうかの情勢だ。
維新は小選挙区では序盤とほぼ同じ14議席前後の見通し。比例区では30議席台前半にとどまりそうだ。
日本未来の党は、小選挙区、比例区合わせて10議席前後で、公示前61議席から大幅後退が確実。みんなの党は比例区で大きく伸ばし、全体で10議席台後半をうかがう。
共産は比例区で前回とほぼ同じ8議席前後。社民は2議席ほど、新党大地と国民新党も1議席を確保する可能性がある。
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〈調査方法〉 11、12の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で実施。目標有効回答数は各選挙区400人。世帯用と判明した番号は全国で計18万2390件、有効回答は計12万3668件。回答率は68%。