最近、「縁」についてよく考えます。


いくら新しい生徒さんが入ってきても、私の担当するコマに入らなければ、「縁がなかった」と思うのと同じ様に、私の体験授業を受けても、その親御さんが「入塾しない」、と判断されたならば、「縁がなかった」と思えるようになりました。


また、いかなる理由であっても、担当の生徒さんが私から離れていった際には、やはり「縁がなかった」と思うようになりました。


上のような場合、昔の私は「自分の授業のどこがいけなかったのか?」と反省することしきりでありました。それはそれで、私のもとを去っていった子供が、自分の授業のダメな点を教えてくれた側面もあるので「肥やし」にはなったのです。


今では、生徒との関係を、あらゆる人間関係の中の一つとして、「縁の無いものに執着しても仕方がない、執着しないからこそ、また縁が生まれる」と考えています。そして何より、気負うことなく、授業で自然に振る舞えるようになったのです。

考えてみますと、数あるブログの中から、このブログを読んでいただいているのも、又、私が皆さんのブログを読ませていただいているのも、なんらかの「縁」でしょう。