まず、こちら。
先日出版された岡本梨奈先生の『古文ポラリス3』。




『ポラリス1』『ポラリス2』は私も近年生徒さんに勧めてきましたが、『3』で関関同立、MARCH、早稲田、上智まで射程に入るとのこと。

古文は①単語と文法を終わらせ、②余裕がある人は「読み方」の本(『山村由美子の図解古文読解講義の実況中継』など)をして、③問題演習を50~100題して、④過去問演習へ、という流れなのですが、その③の「問題演習」で、これまで河合塾の『中堅私大古文演習』を使ってきました。




『中堅私大古文演習』も良書で、定番で、24題も収録されていてお得なのですが、『ポラリス』は収録問題が14題と少ないのですが、解説がとてもとても詳しく、これを自分の能力と時間的余裕に合わせて、1~3冊すれば、大手予備校の古文の講座をとらなくても、充分だと思います。

スタディサプリの先生は、いい参考書を執筆されますね。岡本先生の『ポラリス』は、拝読していて、「この本を書くのに膨大な時間と労力をかけていらっしゃるのだな」と伝わってくるような本です。

ポイントは問題を解く時に、どのような思考過程を辿ればよいか、の説明において類書より抜きん出ている点にありますね。

つづく