上の記事の続編です。

さて、どのような塾を選べばいいのでしょうか?

私はこれまでの記事のあちこちに、ぽつりぽつりと書いてきたのですが、

・合格できる塾
・成績が上がる塾
・授業料がそれ程高くない塾
・刺激を受ける塾
・担当する講師の顔が見える塾

これらは当たり前と言えば、当たり前なのです。しかしこれらは、あくまでも、私が私の視点で書いたポイントです。

では、生徒さんと保護者様はどんな塾を求めているか?塾に何を求めているか?

上の5つのポイントにぴったり一致するならば、問題ありません。ここでこの話を打ち切りましょう。

そもそも、塾に行く必要があるのか?塾の存在理由は?

ここから考えてみましょう。

塾なしでも、いい高校に合格できる。
塾、予備校なしでも、難関大学に合格できる。

そういう子供もいます。いろいろな「合格体験記」を読めば、確実に存在します。

そういう子供にとっては、塾は要らないのです。

では、

いやいやいや、塾がなければ、合格出来なかったケースはないのか?実験できないからわからないのですが、塾に来なければ、子供が変わらなかった場合は、「塾に来なければ、合格出来なかった」。

これは間違いない。

ということは、塾の存在理由は、生徒さんたちを変えること。

「変える」とは、勉強に目覚めること。表情が受験生に、態度が受験生に、考え方が受験生に、勉強習慣が受験生に、会話の内容が受験生に、なることなんです。

中学1、2年、高校1、2年だと、いい成績をとらないと気がすまないような気持ちになること。

しかも自然に。誰かに強制されて、ではなく、自然に。

ここで、言葉以外の部分がものをいうかもしれません。

私はコロナの前まで、1〜2ヶ月に一度、「哲学カフェ」というものに何年も参加し続けていたのですが、そこで学んだことは、

どんなに言葉を尽くしても、自分の伝えたいことが相手に伝わらない場合もあれば、一方で、何も言葉を発せずとも、一瞬で伝わり分かり合える場合がある、という事です。

それは何なのか?

この続きはまた。