昨日、祓い屋さんや拝み屋さんと整体業について書きました。私は今まで、スーパーや小売業、営業など、 いろいろなお店、いろいろな業種を切り盛りしてきました。だからかもしれませんが、 どの業界にいても「この業界ってどういう仕組みで成り立っているのか」 つい分析してしまうクセがあります。今の整体業界も、外からではなく中に入ってみて、 かなり見えるようになりました。とくに“治療系”と呼ばれる分野、 症状を取ることをメインにしているところに関しては、「技術だけあればいい」 「腕さえあればやっていける」そう思っている方は、正直かなり厳しい時代になっています。これは否定ではなく、現実の話です。なぜかというと、 早く良くなれば、その人は来なくなるからです。当然といえば当然です。でも、ビジネスとして見ると、 これは“リピートが発生しにくい構造”になります。一方で、今増えているのが、 インフルエンサーに広告費を払って、 初回だけで回していくスタイル。技術どうこうよりも、 見せ方、導線、集客の仕組みを作っている。そして、そちらの方が人気が出るのも事実です。世の中を冷静に見ると、 体が痛くて本当に困っている人って、 そこまで多くないのです。だからこそ、 “ほとんどの人”に向けて発信しているところが 集客としては強い。ビジネスとしては、完全に正解です。正直に言うと、 この仕組みを作った人は凄いなと思います。私自身、ボランティアでやっているわけではないので、 やはり人気にならないと意味がない、 という考えはあります。極端な話になりますが、整体業でいうなら、 イケメンで、トークが上手くて、 技術がそこまで無くても、人気さえ出れば勝てる世界でもあります。これは、実際に現場にいて感じていることです。どうせやるなら、勝たないと売れない。そう思ってしまうのは、 これまでいろいろな業種を見てきたからだと思います。実際、私の同期は経験者ばかりでしたが、 未経験だった私が一番結果を出せたのは、「技術だけでは勝てない」 ということを最初から理解していたからだと、 同期にも言われたことがあります。職人としてその業界一本でやってきた方ほど、「腕さえあれば」という考えになりやすいのですが、 私は最初から人気と技術は別物と分析していました。見せ方、発信、導線、仕組み。ここをどう作るかで結果は変わる。これは整体だけではなく、 どの業界でも同じです。そしてこれは、 神仏の世界やスピリチュアルの世界でも 同じことが言えると思っています。私のこのブログも、 コアな方にはかなり読んでいただいていますが、正直、ライトな方にはかなり重い内容だと思います。実際に、アメブロのランキングも スピリチュアル系で80位〜120位あたりを行ったり来たりです。別にこれで食べているわけではないので、 順位を上げるために何かをしているわけではありませんが、上位の方のブログを見てみると、 すごく興味深いことに気づきました。内容が薄いとかではなく、シンプルで分かりやすい内容の方が、 圧倒的に読まれているということです。正直に言うと、「え?この内容でこんなに読者いるの?」 「この流れで出版の話くるの?」と思うこともありました。でも、それが現実です。人気を出そうと思ったら、 マニアックで深い内容よりも、誰でも理解できる分かりやすさの方が 圧倒的に強い。スピリチュアルで商売をされている方は、 そこも必ず分析しているはずです。ただ、ここで考えるのは、自分はどちらをやるのか。広く浅く、多くの人に届けるのか。それとも、 本当に必要な人にだけ深く届けばいいのか。神社や神仏と向き合うようになってから、“数”ではなく“ご縁”という考えも強くなってきました。だからこそ、 このバランスをどう取るのか。今の自分にとってのテーマです。
