自分の狭い心に改めて驚いた、今夜の事。


旦那が

息子の使っていた髭剃りはどこにある?

と聞くので、何も考えず場所を教えた。

暫くしてから、旦那がいる部屋に行くと

髭剃りを充電中。


私「それ使うの?」

旦那「ダメになるからたまに使おうと思って」

なんだか、笑いながら言っている。

私「それ私が買ったんだよね。

  イヤだなー」

と小さい声で言いながら、階段を降り入浴。

湯船に浸かりながら、モヤモヤぐるぐる。

旦那に使って欲しくない気持ちが…。


彼方の世に行った人は、

残した荷物に何も執着がないと、

聞いたり読んだりした事があった。

だとしても、私の気持ちが駄目だ。

まだ、何も手付かず捨てられない。


旦那のところに行って、

私「使わないで。使ったらあなたの

  髭が混ざって、嫌だから」

旦那「わかった」


もしかしたら、息子は旦那に使われても

何も思わないかもしれないし、むしろ

使ってくれて良いよって思っているかも。


まだ、気持ちの整理がつかない。

旦那にですら、息子の物をどうにかして

欲しくない

心狭すぎな私を再認識した。


息子、

お母さん

まだまだ色々な事……遠い道のりだよ。