作品を描き終えてから考えていた。
この絵にはどんな物語があるんだろう。


僕は描いている時は基本何も考えていない。
だから描いている本人も、どんな絵が出てくるのか、
描き終えるまでわからないのだ。

 

 

しばらく絵を見つめる、

その絵の奥の奥のまた奥にあるものを見てみると、物語が見えてきた。

宮沢賢治の「オツペルと象」だった・・・

 

そうきたかー、
自分でも予想していなかった展開にワクワクした。
 

「オツペルと象」の物語に出てくる象は白象だったが、
僕の描いた象はとても深い青い色をした象。


色は違うけれど、
僕の描いた象も月を見て


「つかれたな、うれしいな、サンタマリア」と言っていました。

 

 

 

 

 

 

 

こんな偶然ってあるのかな。


何も意図していなかったのに、
この絵の中には、
「オツペル」、「象」、「月」に「百姓たち」がいた。

 

 

 

 

 

 

これが、僕の中にあった宮沢賢治の世界・・・