橘玲さんの「言ってはいけない 残酷すぎる真実」を読みました。

橘玲さんの本は、タイトルや目次はショッキングなことが書いてあり、
思わず手にとるのですが、文章は論理的ですごく説得的です。

「道徳」に反するとして、
皆が目を背け語ろうとしない「不都合な真実」
を著書によって暴くその語り口が痛快ですが、
導き出される結論は高確率で不快になります。。

「9章 結婚相手選びとセックスにおける残酷な真実」では、、

進化生物学者ロバート・トリヴァースは、
遺伝子を貨幣、環境を市場と捉え生物学に経済学を導入することで、
なぜヒト以外の哺乳類が一夫多妻制をとるのか
なぜヒトの社会では一夫一妻制がよく見られるのか
にわかりやすい説明をつけていています。

サピエンス全史を読んだときにも進化生物学・進化心理学という学問の強力さを感じますが、
その応用編として読むのに良い本なのではないでしょうか。

9章の説明でちらっと出てくるだけですが、
オスメスのラットをゲージに入れると何度も交尾した後にオスはやめてしまうが、
別の新しいメスを入れると新しいメスと交尾し始めるそうで、
この現象は「クーリッジ効果」というらしいです。。。