今週末、予定していた海外出張、試合、送別会、すべてがキャンセルされまして、只今、家でひっそりと巣ごもりしております。
平時であれば、急に予定が空いたなら、待ってましたとばかりに、あれやこれやと動き回るのですが、どうもそういう気になれずにいます。
仕方なく、観るともなしにテレビをつけると、それこそ更に気が滅入るような数字が目に飛び込んできて、専門家と言われる人が、「出口の見えない非常事態」だと述べ、さらに不安な気持ちになります。
ネットに至っては、日々発表される数字に関して、それぞれのポジショントークが展開され、真逆の見解を書き連ねて、互いに罵り合っています。
では、真実は何で、どう対応すればいいんだっ!?
学生にはよく、「バイアスを捨てて、データを客観的に見ろ」と言っている手前、ここは自分なりに真実を探るため、できる限り元データに当るべきだと思い立ち、海外も含めていろいろな公的サイトのデータや解釈を眺めてみました。
しかし、積み上がった数値からある程度の推論はできますが、結局、未知の事象なので、予見不能というオチに至りました。
でも、これって、専門家と言われる人でも、同じなんじゃないかなぁ~。
私も、時々「専門家としての意見を聞きたい」とマスコミからの取材を受けますが、「分からないもの」は「分からない」と答えるようにしています。そうすると、取材側はそれでは仕事にならないので、「〇〇との推測は可能でしょうか?」と質問をすり替えてきますので、「まったくはずれとは言えない」と答えると、最終的には「〇〇の可能性を示唆した」と公表されます。
てな事はよく有ることなので、今回のような予見不可能な未知の事象については、専門家といえども、本音は「分からない」と思ってるんじゃないでしょうか?
でも、わざわざコメントを求められてるんだから、自分の経験則(バイアス)に基づいて、なにかしらコメントせざるを得ないと忖度が働いているとするならば、その(不確かな)コメントに右往左往して対応するのは、混乱を増幅することに成りかねません。
ですので、ここは巣ごもりして、まずは身の安全を確保しつつ、嵐が過ぎ去るのを待つのが賢明と判断しました。これは、3.11の時に得た教訓でもあります。
