保育の仕事をしていて思うこと。

『子どもに何をのぞみますか?』

たくさんの保護者の方と接して、学んだこと。

乳児の子どもと接するお母さんたちは、ただただ健康で、すくすく成長してくれればいいと願っている。

話が出来るようになり、自分の思いが出てくると、友だちをたくさん作ってもらいたくなる。

もっと大きくなってくると、『スポーツ万能になってもらいたい』『英語が話せるようになってもらいたい』『もっと勉強できるようになってもらいたい』等色々な願いが出てくるもの。

どれも決して悪くないことだし、愛だなって思います。

子どもたちの成長とともに、どんどん期待や願いは大きくなるものですよね。でも習い事に追われ、友だちとも遊べなかったり、クタクタで疲れ果てている子どもを見ると考えてしまうことがあります。

もともと、始めはただ元気で幸せでいてほしいというたった1つの願いだったはず。その気持ちを忘れてはいけないんだなと思います。

人間の土台を作る時期は、幼児期のその瞬間だけです。本当に大切なことは目では見えないし、測ることができないんですよね。

そう思うと、子育てと毎日向き合っているお父さんやお母さんのスゴさを感じずにはいられません。
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