こんにちは!ひできちです!

 

最近肩こりの影響で頭痛がひどいです……

適度なストレッチは必要ですねー。

 

さて今日は、FXトレードにおける「ドローダウン」について解説します。

ドローダウンは、トレーダーにとって重要な指標であり、リスク管理の一環として必ず理解しておくべきものです。

実践の基本として必ず覚えてほしい部分なのでぜひ読んで頂ければと思います!

 

1. ドローダウンとは?

ドローダウンとは、資産が減少する過程のことを指します。具体的には、ピークからトラフ(谷)への資産の最大減少額や減少率を示します。これはトレードにおけるリスクを評価する上で重要な指標です。

 

例:初期資金の100万円から80万円に減少した場合、ドローダウンは20万円、または20%となります。

 

ここで補足したいのが、自動売買においてもとても重要項目となります。

自動売買は放置して運用できる反面、ここを想定してのロット設定が必要です。

少しずつ実践内容をブログで書いていく予定ですので是非チェックしてもらえればうれしいです!

では次にドローダウンの種類について解説をしていきたいと思います!

 

2. ドローダウンの種類

ドローダウンにはいくつかの種類があります。

ちょっと図解を使って簡単に説明します!

 

 

①絶対ドローダウン:運用開始から原資割れした最大金額。

 例)初期資金200万円が一時的に100万円まで減っている(原資割れ)。

   200万円 - 100万円 = 100万円

この場合、100万円が絶対ドローダウンとなります。

 

②相対ドローダウン:運用開始から資産が減少した最大金額。『複利運用』の際によく使用すると覚えると良いかと思います。

 例)一時的に400万円が200万円減っている(一時ピークの400万円が一時的に200     

   万円に減っている)。

   200万円 ÷ 400万円 × 100 = 50%

   (400万円 - 200万円 = 200万円)

この場合、50%(200万円)が相対ドローダウンとなります。

 

③最大ドローダウン:運用開始から資産が減少した最大割合。『単利運用』の際によく使用すると覚えると良いかと思います。

 例)一時的に700万円が300万円減っている(一時ピークの700万円が一時的に400

   万円に減っている)。

   700万円 - 400万円 = 300万円

   (300万円 ÷ 700万円 × 100 = 43%)

この場合、300万円(43%)が最大ドローダウンとなります。

 

こんな感じです!

金額によって比率も変わるから最大ドローダウンと相対ドローダウンの使い分けがあるわけです。

 

3. ドローダウンの重要性

ドローダウンは、トレーダーが直面するリスクを評価するために非常に重要です。大きなドローダウンは、資産の急激な減少を意味し、トレーダーの心理にも悪影響を及ぼす可能性があります。以下のポイントに注意しましょう:

  • リスク評価:ドローダウンを確認することで、取引戦略のリスクを評価できます。
  • 資金管理:ドローダウンを考慮した資金管理を行うことで、破産リスクを低減できます。
  • 心理的影響:大きなドローダウンを経験すると、トレーダーの取引に対するぶれが出やすくなります。

適切にロット管理、リスク管理をしていけばここのポイントは容易にクリアしていけると思いますが、うまくいかないトレーダーの大半はここでかなり苦戦していることと思います。

数値化や可視化をしながら把握することがとても重要になります。

さらに記事を進めていきますね!

 

4. ドローダウンの管理方法

ドローダウンを管理するためには、以下の方法があります:

  • リスク管理:1回の取引でリスクを取る資金を限定する。
  • ポジションサイズの調整:資金の減少に応じてポジションサイズを調整し、リスクをコントロールする。
  • 分散投資:異なる通貨等に分散して投資することで、リスクを分散させる。
  • ストップロスの設定:あらかじめ損失を限定するためのストップロスを設定する。

管理に関してはこんなイメージですが、実際の取引で本当にこれで資産が増やせるのかがポイントになっていきます。

 

5. まとめ

ドローダウンとは何か、その重要性、種類、管理方法について解説しました。ドローダウンを理解し、適切に管理することで、FXトレードにおけるリスクを抑え、より安定したトレードを目指しましょう。

この記事を通じて、ドローダウンの基本概念とその管理方法をしっかりと理解し、FXトレードでの成功に繋げてください!次回の記事もお楽しみに!

 

注:本ブログは投資の判断に関して助言を行うものではございません。