みなさんは「バリアフリー」という言葉を聞くとどのようなものを思い浮かべますか? マンションの出入口や公共交通機関に設置されているスロープのように、高齢者や身体に障がいを持つ人が生活する上で受ける物理的な困難を取り除くための設備というイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは「心のバリアフリー」という言葉です。これは、「様々な心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うこと」を表しており、共生社会を実現するために社会全体の人々の心の在り方を変えていくことを促しています。

同じ場所で様々な人々が暮らすマンションでは、どう共生していけばよいのでしょうか。マンションを住みやすくするためには、「心のバリアフリー」が大切です。この記事では、「心のバリアフリー」について、マンションに関わる人が「心のバリアフリー」を実践するために知っておきたいポイントをご紹介します。