ただいま、ご紹介に預かりました新郎○君が入社以来5年間上司として一緒に働いてきました○と申します。
僭越ではございますが、ご指名いただきましたので、乾杯の音頭をとらせていただきます。
○君、○さん、ご両家ならびにご親族の皆様、本日は誠におめでとうございます。
また、このような盛大な披露宴にお招きいただきまして、心よりお礼申し上げます。
○君が会社に入社し、グループに配属された際のことを鮮明に覚えています。この部署は、業界で最難関と評される資格を持つ、言わば会社の頭脳集団です。○君は、Excelの使い方もおぼつかない新入社員として、その厳しい環境に飛び込んできました。
彼の真摯な姿勢と努力は、すぐに私たちの心を打ちました。1年後には作業スピードも格段に上がり、逞しさを感じるようになりました。
入社2年目の時に○君はデータサイエンスのセミナーに参加しました。
非常に難易度の高いセミナーであり、このデータサイエンスのレポートのプレゼンテーションが試験の1週間前にありました。
○君は頑張り屋なので、レポート作成&発表のために1週間ほぼ徹夜で仕上げました。あまりの大変さに、私の方から「今年の試験は無理しなくていいよ」と声をかけるほどでした。
○君は非常に高いレポートを完成させ、かつプレゼンテーションも立派に行なっただけでなく、試験も1科目合格しました。
この底知れぬパワーを見たとき、私は「彼は社会人として成功する」と確信しました。
その後、業務経験を積み上げ、グループ内で研究の成果を発表する場で、しっかり受け答えをする○君の成長した姿を見て思わず涙したことを覚えています。(←これは本当です。本人にも伝えました)
その後も○君は成長を続け、社長および役員の前で財務会計決算等の説明を立派に果たすなど、グループの中心人物として活躍しています。
また、今年の2月には最難関とされる試験にも見事に全科目合格し正会員となりました。どんなに仕事が忙しくても、毎日コツコツ勉強しており、本当に頭が下がります。
私も○君と同じぐらいの年齢の子供がいます。しっかり会社でやっているのか、と常に心配しています。
○君のご両親様、どうぞご安心ください。彼は会社で大変立派にやっております。メンバーからの信頼も厚く、誰からも好かれる人物です。これからも会社の中心人物として、更なる活躍を見せてくれることでしょう。私が保証いたします。
○さん、○君はその底知れぬパワーで「グイグイグイッ」と引っ張ってくれることでしょう。どうぞ一緒に幸せな家庭を築いてください。
それでは皆様、ご唱和をお願いしたします。
ご両家のさらなるご繁栄と新郎、新婦の末永い幸せを祈念いたしまして、乾杯!