日本の印刷技術にバンザイ!
そういえば プロフィールに書いてなかったけど
私は10代の頃 結構大きな印刷会社に働いてた事がありまして
オフセット印刷の 写真製版課にいました
原稿を 4色刷りにする為の 原版フィルムをつくる作業で
原稿を大きなカメラで撮影して フイルム状にして
原稿の指定通りに 別にある写真をはめ込む作業とか
ファンシーグッズのある会社だったので
特色といって4色以外の色の部分を 分けるために
細かい切り抜き作業したりして 大手のカタログ作業では
夜の12時ぐらいまで残業して 未成年でしかも女の子ということで
労働法に違反するとかで 問題になった事もあったほど
現場どっぷりの作業をしてた事があります
結構仕事的には好きだったけど
レタッチという 写真修正技術があるのですが
私はそれをやりたかったのに
当時 女性はすぐに辞めるというか 男尊女卑社会でしたので
そういった技術を教えてはくれませんでした
それで 自分でも このままいても先がないな・・・・と思ってたら
先輩に シューズデザイナーをやらないかという話がきたので
私のやりたい仕事は 「感性を使う仕事がしたい」
というのが 基本にあったので 形態にはあまりこだわってなかった
それなんで 先輩に紹介を受けて 面接に行ったら
婦人靴の工業で そこの企画ということで 転職したけど
まあ ここが 結構クセのある社長で ぶつかって 後に
ここで一応 靴の基礎を学んで 青山にあるメーカーに
転職して 自分でブランドを持つようになったわけです
なんで 印刷会社に就職したかは 高校の時のデザイン科の担任が
仕事が 私に向いてるからと ファンシーグッズもある会社だし
いいんじゃないか~と 言うから
素直な私は 面接受けたら 受かって 一発目で就職決まってしまった
でも 実際に働き始めてわかったのは 経営無視した
新規大量採用で 仕事に行ってもしばらく 仕事もなく
あまりにも 仕事が無くて 嫌になって 朝出ようとしたけど
行くのが嫌で 母親に会社休みたい・・・・と言った
行ってもさ~ 仕事ないんだよね~ と母親に言ったら
なんでか 普段うるさい母親も あっさりと気持ちを理解したのか
じゃあ 休みなさい って言って 元気なのに休んだ事がある
あれ? 今書いて気がついたけど
昨日の娘は まさにこれか? ってことは
やっぱ 似たような 性格なのかな・・・・
んで 話もどすけど
結局新入社員は1年以内に 半分以上辞めて
私は1年以上いたから それでも 続いたんだけど
女には 技術を教えないという 部長の言葉に見切りを
つけたんだ
まあ このレタッチ作業が 今の印刷技術に
どれだけ影響してるのが 今の私にはもう わからないけど
少なくとも 当時の写植とか 写真製版の技術は
今のパソコンのデジタル技術のおかげで 仕事が無くなった
人は 多いと思う
そういう意味でも 技術があれば 食べていけるという考えも
時代の流れで その技術は 無意味になってしまったりするので
デザイン科で学んだ中にも 何も必要としなかったのがあって
学ぶ方向を間違えると 全然社会に役に立たないな~
と しみじみ思ったりした
と まあ こんな感じで 印刷のこと少しは知ってる私ですが
今回 この切手見て 驚いちゃったよ~
凄いな~この印刷技術
もう ス晴らス~~^~~~~と 思ってさ
切手の印刷は 国立印刷局で お札とか印刷してるとこ
そういえば この間
娘が親戚の家に行った時に よその叔母さんにお小遣い貰って
ズボンのポケットに 千円札入れたまま
私が 知らないで ズボン洗濯しちゃったんだけど
お札 全然 びくともしてなかった
お札の紙って 強いんだね~ と ビックリしたけど
(娘もポケットに入れたまま お札の存在忘れてるのもビックリだった)
写真の切手ですが 特色の刷り具合とか NIPPONの文字が
角度によって別の文字が見えたりして
今回の新札に かなりの技術が使われてると
友人に聞いた事があったので その事を思い出した
その技術が 切手にも使われてるんだ~と思って
これってさ
この技術使っても 1枚80円ですよ
で ドラえもんの切手でも 1枚80円ですよ
なんか価格の価値観に ちと疑問を感じました^^;
切手が最近 ひそかなブームなってるらしいので
その気持ちわかりますね
適当に見つけた↓