自分は卓球が大好きだ
長方形のテーブルで間にネットを張って
丸い形の木材ラケットと、ゴムとスポンジのラバーを貼って
片手で覆える小さい白の球を打ち合う
ただそれだけで面白い競技が大好きだ
きっかけは漫画が実写化した映画ピンポン
母親が先にピンポン観て面白いと珍しく高評価だからなのか自分を誘って観にいった
何故かあのボールを打ち合う姿に興奮した
原作の、キャラの心情とか関係性とか当時はよく理解してなかったけど
音楽も相まってあれほど興奮できるスポーツ映画はいまだに超えられてない
そして高校で卓球部に入部したけど、経験が浅すぎて試合は全力出せず最高県地区予選2回戦までだった
それでも勝ち負け以上にストレス発散だけで充分楽しめれるのが卓球の魅力だ
何より一番は自分の中で思う卓球じゃないと楽しめないポイントが1つ
それは「打球音」
2007年ほどまではラケットとラバーを貼る接着剤の中で
有機溶剤を含んだ接着剤(スピードグルー)が売っていた
以降クリーンで健康的でクリーンなスポーツを目指そうということでグルーはなくなった
(有機溶剤にはシンナーの臭いがすることもあり少なくとも身体に害を及ぼすからだ)
そのスピードグルーをラバーのスポンジに塗ると膨張し文字通り球のスピードや回転が上がりプロには欠かせない一品であった
そしてどういうわけか球を打った時の音が
普通はぽこんぽこんという音がカキーン!カキーン!と
簡単にたとえると野球の金属バットで球を打った時くらいに響くのだ
卓球業界では金属音と呼んでいる、文字通りではあるが
これが快感になりクセになるとはこのことである
もちろん金属音が鳴りやすい条件はある
ラケットの厚さは5.5mm前後の薄さで、木材だけじゃなく特殊素材が間に挟まれたカーボンが入ってること
ラバーもエネルギー内蔵型と言われてスポンジもできるだけ軟らかいもの(硬度35度前後)
そして有機溶剤が含まれたグルーをたくさん塗る
するとラバーが海老反りのように、イカロールくらいまで丸まらせてラケットに貼れば素人の方でも聴けばハマるくらい良い音が鳴る
ただ参考としてそれが聴ける動画がyoutubeにあったのだが残念ながら削除されていたようで
いつか自分で録音して動画をうpすれば良いのでしょう
グルーが使えない現代卓球はその金属音が聞けないのかと言われると、全くそうではないのだが当時と全く同じ音を聞かせることは難しい
グルーが使えない代わりラケットやラバーも進化しているので将来的にはどんなに値段が高くても昔の金属音を公式試合で聞くことはできるだろう
公式じゃなければ聴くことはできるのかって?
そう、できます
それは・・・続きはまた明日!