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考え中の人

 
いろいろ考えてみたり、
考え中の人のブログです。

 昨年末の飲み会のとき部長に、「ようやく気が利くようになったな」と言われた。気が利くと感じてもらうようになるまで5年かかったのである。自分の成長はつくづく遅いと感じる。

 気を利かせるといのは、なかなか難しいものである。相手のやりたいことのレベルを読み取らなければならないし、先のことも予測できなければならない。さらに、やるからといっても相手に不快を感じさせてもならない。なにより、相手をしっかり観察する能力が必要である。
 昨日は久しぶりに、旧友と再開して酒を飲んでいた。もう小学校や中学校からの友人であるが気の合う仲間なので、合わない時間が長くても話ははずむ。同級生はどうなったとか、結婚はどうだとか、久しぶりに会うものだが話はつきない。

 思い出には人の心を惹き付け和らげる、不思議な効果があるようである。ノルタルジーが及ぼす心理的作用を勉強してみることは何かの役に立つかもしれない。
 簡単というのは、洗練された、と理解するのが良さそうだ。つまり、使いやすさや理解しやすさを追求し、不要なものはどんどんそぎ落としていった先に、簡単なものが出来上がる。これを提供する側というのは、あらゆるものを理解していてから、そこから必要なものだけにそぎ落とすことができる人でなければならない。

 一方で、簡単だからといって、受け手側にも理解を深めてもらえるかどうかはわからない。なぜなら、他の多くの情報をそぎ落としてしまっているので、相手の用意した道筋しか知ることができず、表面的にしか理解し得ない。これであれば、受けて側は再現することは難しいのである。
 先のことをいろいろ考えていると、あれもやりたいこれもやりたい、となってくる。ついついその意識に引っ張られ、今やっていることはそっちのけで、新しいことに踏み出してしまう。これでは、いつになっても何も身に付かない。

 例えば読んでいる本があったとしても、新しい面白そうな本があったら、それを買ってしまって読み始め、最初にかった本はろくに読まずに埋れていく。こうした悪循環を防ぐためには、決めたことは集中して済まし、新しいことはそれが終わってから手をつけていかなければならない。
 車の整理をしていた。まずやらなければならないことは何か。それは、積んでる荷物を取り出して、入らないものを除去していくことである。それから必要なものをまとめて整理していく。この順番は変えることは難しい。

 これは車の整理に限ったことではない。何かを整理するには、まず使っていない不要な物を捨てていかなければならない。そして、既存のものは使用頻度の高いものは使いやすいところにおき、新しいものがあるならばようやく組み込んでいくことができる。