なんとなくDX関係に興味を持ったこと、Amazonでリコメンドされたので、「いまこそ知りたいDX 戦略 石角友愛さん著」を読んでみました。読後、役所は置いていかれているなぁーというのが率直な感想でした(私は役所で働いています)。


DXとは役所でも最近言われてきていますが、本にもあるように目的がハッキリせず、単に便利そうなツールを導入して大した成果もない。そんな役所に働く自分に自己嫌悪マックスになる本でした。そりゃー役所で働く私が転職活動しても採用してくれないですよね(私のポテンシャルの問題も多分にあるとは思いますが、)。競争原理がない公務員は、やはりぬるま湯に浸かっているのかと思わされました。


この本の著者や世の中を変えていく民間企業の人が、公務員の世界を変えるのが一番良いんじゃないかなぁーっ痛感させられました。こういった方々に公務員のシステムにメスを入れてくれたら、感染症対応など、もっとスピーディーにできそうな気がします。


ネガティブなことばかり書いてしまいましたけど、こんな状況だからこそ、私でもまだまだ役所を良くできることもあると信じて頑張ります。


役所や政府はITに弱い人が権限をもっているのが苦しいなー。ITに強い若い人が、もっと上に立ってもいいと思う。