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初恋ロケット

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2015年6月17日発売
ガールズバンド dollsデビューアルバム『Rock'n' doll』



M1. THE BEST YEARS OF OUR LIVES/編曲
M2. 嘘つきSOMEDAY/作曲:編曲
M3. Just My Life!/作曲:編曲
M4. 晴れ空ハレルヤ恋ゴコロ/作曲:編曲
M5. To Be With You/編曲
M6. Kurt/作曲:編曲

を担当させて頂きました。

dollsは、SCANDALさんが所属する株式会社キティエンターテインメントさん有するガールズバンドで、
2011年「SCANDALコピーバンド/ヴォーカリストコンテスト vol.2」のグランプリを獲得し、
昨年、名古屋HeartLandさんでのワンマンライブをSOLD OUTさせたりと、
僕も2回程ライブを拝見させて頂きましたが、良い意味での若さ故の攻撃性もあり、
とても勢いのあるアーティストだと感じました。

サウンドは全体を通してRock/Hard Rock、そして
M1. THE BEST YEARS OF OUR LIVESはMr.BigヴォーカルEric Martinによる作詞:作曲
M5. To Be With YouはMr.Bigからのカヴァー楽曲です。

「To Be With You」は本来アコースティック楽曲ですが、
今作ではdollsにピッタリの疾走感のあるRockサウンドにアレンジさせて頂きました。

ちなみにこれはかなり余談&自己満ですが、
「To Be With You」のカヴァーをリリースする為には権利会社様からアレンジのクオリティを審査して貰う必要があり、
自分自身Mr.Bigのファンですし、学生時代にコピーした「To Be With You」という楽曲、
名曲と言って全く過言ではないこの楽曲の制作に携われる喜び以上に、審査がOKだった事が嬉しかったです。



(^-^)/




さて、有難い事に今回でエリック氏の楽曲の編曲をさせて頂くのは3曲目ですが(To Be With Youを入れると4曲)、
そんなエリック氏からのdollsへのコメント動画が公開されています。



こちらは僕が編曲させて頂いたエリック氏作詞作曲「THE BEST YEARS OF OUR LIVES」MVです。


この『Rock'n' doll』というアルバムは、
一貫したロックサウンドでありながらも非常にバラエティに富んだ内容で、
彼女達を初めて知った方にも聴いて頂きたい1枚です。

よかったら是非チェックしてみて下さい!

dollsオフィシャルサイト
2015年4月29日発売 矢島舞依 3rd single『有罪』

表題曲『有罪』
Type A c/w 『Biohazard』
Type B c/w 『夜桜remember』

全曲の作曲と編曲をさせて頂きました。



『有罪』
今回の表題曲となるこの楽曲は今までの矢島さん楽曲に比べれば異色の世界観ですが、実はこの楽曲の原型を作ったのは5年ほど前。
リリース物としては極めてダークであるし更に3拍子、加えて「歌える人がかなり限られる」楽曲でもあるのでワンコーラス程度のデータのままPCに眠っておりました。
しかし昨年末、3rdシングルの制作、ワンマンライブ開催の決定の動きがあった際
「この曲は矢島さんにピッタリなのでは」とふと思い立ち完成させました。
曲始まりから終わりまで、4分56秒の大きな一つのメロディーが存在する楽曲、ちなみにギターソロはアドリブ弾きの激アツプレイです(`∧´)/

『Biohazard』
前作『シグナル』からの流れを組む「らしさ」のある楽曲、特にライブで映える強さのある一曲だと思います。
リフ!歌!ソロ!フィニッシュ!
そんな単純明快なハードロックです。ヘドバン必至!
「感染していく」というテーマで書かれた矢島さんの歌詞にもぜひ注目してください(^-^)/

『夜桜remember』
個人的に今作で一番お気に入りの楽曲です。
制作イメージは「ワンマンライブのセトリで最後に歌唱する楽曲」
つまりワンマン開催の決定があったからこそ誕生した楽曲ですね。
この曲の編曲でこだわったポイントは「それぞれが独立したフレーズ」である事。
クラシックでいう所の対位法的アプローチで、ヴォーカルとギターが違うフレーズで進行しているがそれぞれがシッカリとメロディーを持っていて、且つ美しい。
これぞ芸術(^-^)/
この曲は後日ちょっとした演奏動画を録ろうと思っております。

さて、先日のワンマンライブ、十分に「大成功」と言える集客、内容で、感動しました。
矢島さんもスタッフさんも、とても強い情熱と愛で一つ一つの活動にぶつかりに行っている、
その姿も想いが伝わるからこそ応援してくれる人も本気でぶつかって来てくれるのだと思います。

僕が常々思うのは、アーティストとファンは「つな引き」の関係。
アーティストが強く引っ張ればファンは必ず引っぱり返してくれる。
ファンが強く引っ張ればアーティストも必ず引っぱり返してくれる。
そしてアーティストの力が強くなれば、その力に対抗すべくファンが増えます。
裏方の僕が見ていて楽しい「つな引き」は、そんな拮抗した火花散るバトルです。

ワンマン直後のリリイベ大変だと思いますが体調管理にはくれぐれもお気をつけて(^-^)/
2015年4月1日発売 東京ロケッツ Debut single『瞬間少女崩壊』

表題曲『瞬間少女崩壊』
Type A c/w 『断然超絶KISS』
Type B c/w 『ピノキオドール』

全曲の作曲と編曲をさせて頂きました。



『瞬間少女崩壊』
こちらの楽曲は珍しくタイトル先行で作曲した楽曲、
つまり「瞬間少女崩壊」という歌詞が入る前提でメロディーを作りました。(サビ最後の部分ですね)
そういったタイトルが先行で存在した事もあり、崩壊していくような不安定なイメージ=メジャーコードでもマイナーコードでもない空気感=中近東の民族音階という流れで楽曲の世界観を作りました。
個人的にも民族音楽は大好き、あれはそう20代中盤の頃、
インドやエジプトの民族音楽に深く感銘を受け生まれて初めてのソフトウェア音源を購入、それが民族楽器の音源、店員さんに「最初にこれ買うなんて珍しいですね」と言われた記憶が、今蘇りました。
メインリフに入った部分はマイナーに聴こえますが実はメジャーコードだったりするのです、不思議!

ちなみに人間がなぜ「メジャーコード」を明るく感じ、そして「マイナーコード」を暗く感じるのか、理由は分かっていないそうです、もしかすると犬や猫には全然違う印象に聴こえてるかもしれませんね、全然関係ない話ですがこれ前にも書いたっけ?

『断然超絶KISS』
マジでマジでの歌詞が印象的なこの楽曲、
メロディーについてはよく覚えています、息子と外を散歩している時に思いつき完成した楽曲です。
ギタープレイもリフ一発展開、ソロは難易度が高いですが、いわゆるギターソロというより楽曲の一部として存在する譜割りの綺麗なフレーズで、こういったソロをTab譜に起こすと「美しい…」と自己陶酔に入ります。
こちらのソロ、近々演奏動画でも撮ろうかと思っているので是非見てみて下さいm(_ _)m

『ピノキオドール』
この楽曲もまた息子絡み、サビの「とおりゃんせ」のメロディーですが、
夜泣きをしたり中々寝ない息子に憤怒した私が「早く寝ろ、早く寝ろ」と口ずさんでいたメロディーが原型。
そういった事もあり原曲の仮タイトルは「ストレス」でした。
どんな時に曲が生まれ、そしてどんな曲になるのか、いやー分からないものです(^-^)/

最後に。
東京ロケッツの皆さん、念願のメジャーデビューおめでとうございます!
きっと今日という日は死の直前に走馬灯の一部として必ず出現すると思いますが、そんなメモリアルデイに関わる事が出来、光栄です。
これから大変な事も多いと思いますがゴールでもスタートでもなく正に夢のど真ん中だと思うので、お医者さんの手にかからない範囲で酸欠をキープし続けて下さい!

俺も死ぬまでに一回メジャーデビューしてみたいな~笑