こんにちは。
電本館あるじの石川秀樹です。
紙の本としてはミーツ出版2冊目の本
『らくらく遺言(いごん)』が週明け8月4日(月)から
静岡県内有力書店とAmazonで発売になります。
この本は「電本版」と同時発売です。
紙の本 2色刷り800円(消費税込み)
電本 フルカラー500円(消費税込み)
内容はまったく同じです。
元々が電本を造るための誌面レイアウトのデータを使っているからです。
「遺言適齢期」はやはり高齢者と言うことになります。
そこに電本?
団塊の世代以降の私のような世代は
けっこうネットを使いますよ。
とは言え、やはり若い世代に比べると個人差はあるし、
PCに毎日10時間近く貼りついている私のような者でも、
本を読むのはやはり紙がいい、
なんて「電本館あるじ」らしくないことを思ったりします。
だから「データがあるんだから本にもしませんか?」と
著者におすすめしたんです。
佐々木悠次さんは今年70歳、
電本を書こうという人ですからチャレンジ精神は旺盛。
年齢は関係ないんですよ。
そこで64歳の私と著者は共鳴、
「やろう、やろう」ということになりました。
電本はフルカラー。
そのデータを紙の本用に2色パターンに差し替えました。
2色にしたのはもちろん「節約」のためです。
でもそのほかはすべて電本データを援用しました
「電本 → 紙の本に」
実際にこのパターンに取り組んでみて、
「ダンゼンいけてるゼ!」と思いました。
逆にいいますとね、電本にするために電本館は
「完ぺきな誌面レイアウト」という大きなエネルギーを使っています。
手間暇をすごくかけているんです。
『本を造るのと同じことしてる』とため息が時どき・・・・。
今回は思いっきり満足度が増しました。
「編集者」としての私の満足ですけれど。
電本館の新しいパターン、その第一号がこの本です!
電本、神の本、どちらで読んでも読みやすいです。
それは著者の力、意欲が成せる技です。
普及しない自筆の遺言、そのわけは書き方が分からないからだ。
このすばらしい遺言方式をなんとしても普及させたい。
そのためには、誰にでもわかる書き方を示さなければ。
そんな佐々木さんの思いが伝わってきます。
文体は自然に語り口調に、法律用語も使っていません。
だからふつうの人が読んで理解できるんです。
お堅いイメージの行政書士さんが、殻を脱ぎ捨て迫ります。
そろそろ私たち世代は遺言適齢期。
ぜひ読んでもらいたい一冊です。
いや、商売っ気なし!
私は本気でそう思っています。
<ジャーナリスト石川秀樹(電本館あるじ)>
■『らくらく遺言』電本と紙の本でダブル出版