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アメリカのフロリダに『ギブ・キッズ・ザ・ワールド』っていうところがある。
生みの親であるヘンリー・ランドワースは、戦後、
体ひとつでアメリカに渡った移民だった。
人一倍働いて、カリフォルニアにいくつかのホテルを所有する成功者になったランでワースは、
ある日、あるきっかけで全財産を売却してしまう。
そして、そのお金で、フロリダに買えるだけの土地を買った。
そこに、難病の子どもとその家族が無料で滞在できる施設をつくった。
これが、『ギブ・キッズ・ザ・ワールド』。
ランドワースがこの施設をつくったきっかけとは何だと思う![]()
カリフォルニアのテーマパークに行くとこを楽しみに
ランドワースが経営するホテルに予約をしてた難病の少年が、
その夢をかなえる直前に亡くなったという知らせが入った。
両親は、「早く病院に連れて行きたかったのだが、闘病費用などのため、
お金をためるのに時間がかかって…」と、電話の向こうで泣き崩れた。
それを聞いてランドワースは、
難病の子どもには、お金にも時間にも恵まれない人があることを知ったんだ。
そして、すぐさま全財産を投じて、
難病の子どもがお金がなくてもテーマパークで遊べる施設づくりを始めてしまう。
ランドワースの持ち金は土地を買ったところで尽きてしまった。
でも、彼の決意を知った人達がお金を出し合って建物を建て、
今じゃ世界中から毎年何百組もの難病の子どもと家族が一週間、
無料で滞在できるようになってる。
運営費、運営スタッフはすべて寄付やボランティアだ。
子どもたちが来る飛行機料金は飛行機会社の提供。
渡されるテーマパークの無料チケットは各テーマパークの提供…
ここでボランティアしたいという人は世界中からひきもきらず、
長いウエイティングの列ができているという。
日本からも難病で招待された家族もある。
全財産と引き換えに、
素晴らしい笑顔と生き生きと輝く顔に囲まれた毎日を手に入れたランドワースさん。
こんな生き方もあるって知ると…
なんだか、すっごく勇気が込み上げてくるね![]()
今日の『いいお言葉』
自分のポケットの中の小銭は、
他人のポケットの大金にまさる。
-セルバンテス



