(前回の続き)一年間の浪人生活を経ての新入社員時代に遡ります。
待ってましたとばかりにラグビー部に入部したのは良いのですが、ここでも弱弱指導。学生時代のガチ部活と違って結構暇を持て余し気味だった時に、昼休みに木陰でコーラスをやっている5、6人のグループがいたので何気なく見学していたら「一緒に歌いませんか」と誘われて、楽しそうだったので二つ返事してしまい就業後の初練習でオフコースの「眠れぬ夜」を歌わされた・・・「イイじゃないですかぁ~」とメンバーにヨイショされて舞い上がり、次回の集まりで図に乗ってバックコーラスのハイトーンを披露したのが運の尽き。以後はトップテナー担当に指名され、特にバックのハイトーン専任を任されてしまいました。メロディを歌いたいなぁと思いつつ、ハモリが決まった時の快感にまさにハモリ込んでしまい・・・その時のグループ中心メンバーの一人が前回ご紹介したギターのリーダーでまさか同じ赴任先に居るとはこれも縁?!。
ハイトーンのソロを披露したのはボーイスカウトの保護者も参加した集会での「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌が最後となりました(一応、大きな拍手を貰いました)が、もう四半世紀以上前のお話し。今はダミ声老人の有様で、パート6年目になる老人相手のデイ・ケアサービスでは、3密規制が緩くなったとは言え従業員・利用者関係なく「午前・午後の体温測定」「マスク着用」「入退室時のアルコール消毒」厳守そのままなので、プライベートでも人手の多い場所をなるべく避けるようにしている始末。実家訪問や誕生日と敬老の日に子供達が送ってくれる旅行券で温泉旅行に行ったり、件の吹奏楽団のコンサートなどで希に都心に出る時ぐらいがせいぜいで、映画館にも行けず専らPCでの視聴に。情緒感も薄れていた半年前に「橘」に出会ったからこそ感動もひとしおだったのかなと思います。
温泉旅行と言えば、結婚記念日の辺りには必ず行くようにしているのですが、実は家内は上記コーラスグループのメンバーで、木陰での心に響くアルトの優しい歌声と楽しそうに振り付けている姿が印象的だったので二つ返事で仲間に入ってしまったのかもしれません。今でも休日には10人足らずの地元ジジババコーラス隊に通っていて、ミニスカート姿のオバさんコーチ(何でも職業がアレンジャーだとか?)の下「校長先生は宇宙人」とか「あの鐘を鳴らすのはあなた」「怪獣のバラード」(懐かしい)などなど披露しながら老人ホームの慰問活動をしている様です。録画を無理矢理見せられた時は何と評価して良いのか只々苦笑いするだけでしたが、しっとり聴かせるというよりはUPテンポで身体を動かしたくなるような元気な曲調が今のご老人たちには人気のようです。
そんな彼女が「橘」と出会ってしまった!・・・ジジババ隊にダンスステップを持ち込んだりしようものなら心臓発作で倒れる人が出やしないかとマジで心配・・・。
閑話休題はここまでにして、「橘との出会い」に戻りたいと思います。ではまた、ごきげんよう。