▼初級編(4) | 勝ち組在籍方法!競馬記事書庫

▼初級編(4)

 先日挙げた3つの項目。



・コースの熟知

・馬場判断

・各馬の分析(位置取り)



 このうち今回は馬場判断についてお話します。




 競馬には芝とダートがあり、それぞれの馬場の湿り具合をJRAが4段階(良・稍重・重・不良)に分けて発表しています。



 それはあくまでも含んでいる水分量で発表されているだけであって、実際に馬券を買う時にはあまり参考になりません。



 まずはダートからお話したいと思います。




 なぜあまり参考にならないかというと、発表された同じ馬場状態でも全く傾向が異なる事が多いからです。



 馬券を買う際に知りたいのは、”良”かどうかではなく、前が残るのか、それとも差しが届くのかという事です。



 最も分かりやすい例を挙げるならば、”不良”という水分量の多い状態がありますが、不良と一言で言っても、水溜りが出来てまるで田んぼのような状態もあれば、見た目には水は浮いておらず水分だけが多い状態というのがあります。



 同じ不良という発表でもこの差は大きく異なります。



 また、馬場の内側にだけ水溜りが出来ていて、外側はそうでもないような状態もあるので、そのような発表だけではあまり参考にならないのが分かると思います。




 なので大事なのは自分の目で見て、レースを実際に何個かみて判断する事です。逆に言えば、そのような発表をみる事によって変な先入観が出来てしまうという可能性すらあります。




 馬場を判断する事によって、狙うべき脚質の馬が見えて来るのは自然な事ですし、その馬場が展開に与える影響というのもあります。



 ですので、馬場判断というのは非常に重要な項目の1つです。





 次回はダートの状態についてお話したいと思います。