10年以上海外へ出ていないこともあって、まともなスーツケースを持っていない。

今回は、全10日の旅である。

なくてはならないものである。

そろそろ買わねばと思い、重い腰をあげる。

どんなのがいいかな？といろいろなサイトで調べてみる。

「金属調のシルバーのがいい！」と一目惚れしたのがこういうの。

引用元：amazon

ただ、このタイプはアルミ製で、彼女からも重いからやめておいた方がいいよとのアドバイス。

昨年の彼女の旅行の帰りに、キャリーを持たせてもらったことがあったのだが、それが重い重い。

中身があんなに詰まるのに、ケースが更に重かったら持ち上げるのも一苦労になる。

仕方がないけどあきらめた。

画面上では重さも質感も分からないので、お店へ向かう。

アルミ製のも持ってみるが、うん、なるほど重い。

大きさもいろいろあるが、大きめの90Lくらい入るやつを探す。

彼女いわく、ケースがロック式でなく、二重のファスナー式で旅行先で荷物が増えた時に、2つのファスナー間が伸びて大きくできるタイプがいいらしい。

自分としてはあまりこだわりはなかったが、そういうのにも着目してみてみる。

ふと、カーボン調の柄のものを見つけた。

メーカーもSPALDING。

お！これがいい。

かっこいい。

引用元：Yodobashi

話は逸れるが、ここでカーボンと呼んでいるのは、炭素繊維強化プラスチック（CFRP）のことで、炭素繊維に樹脂を混ぜて加工したものである。

引張強度や弾性があり、また重さも鉄の約1/4ということで、カメラの三脚などにも使われている。
その三脚も欲しいと思っているのだが、値段がそれなりにするので、手をだせずにいる。

このカーボン表皮の柄をカーボン調と言っているようだ。

カーボン調

さて、話を戻す。

いいとは思ったが、黒系の色なので、暗いし、空港でほかのスーツケースと間違えたり、間違えられたりしそう。

同じ柄で白いのもある。

しかし、白いカーボンはイメージにないし、なんだかなぁ。

ちなみに、これは彼女からおすすめされた二重のファスナー式。

へぇ、これより大きくなるんだと感心してみていたが、そもそものキャリーの大きさが、その3辺の和が預け手荷物の制限の大きさいっぱいの157cmである。

ということは、これを伸ばして使うと飛行機には載せられないということ？

釈然としなかったが、きっとそういうことなのだろう。

黒か白かと悩んでいたところに、同じ柄で黄色のがあった。

黄色のカーボンかぁ…。

と思ったが、これ、タイガース色じゃん！

ちなみに、私は結構なタイガースファンである。

引用元：Yodobashi

カーボン柄そっちのけで、色に目が行った。

これこれ、これがいい！

多少、予算オーバー気味だったが、決まるとレジへ速攻である。

タイガースのロゴのシールなど貼ると楽しいかもと思いつつ、お店を後にした。

オール阪神（そういえば、今日は開幕戦だ！）