寒さでほうれんそうはおいしくなる | 森と記憶法とモノ作りコーチング

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メンタルコーチ、日本一鍋 鍋奉行、記憶法講師、
森林セラピストのコーチひで (岡村英明)が
コーチング、脳の活性化、森林セラピーを語ります。
元技術者でゲーム機プレステのソフトウェア開発してました。
趣味のランニングや旅行の話も書いていきます。

11/21の朝は群馬県昭和村のほうれんそう畑を眺めていました。粉雪が散って、モコモコに着込んでいても、キーンという寒さが手足や顔を突き刺します。普段はもっと霜が降りて、ほうれんそうはヘタッとしてしまうそうです。そして朝陽に照らされてまた葉をピンッと張るとのこと。この繰り返しが、ほうれんそうをおいしくするのです。

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その光景を想像すると、なんだかとても勇気づけられました。不安、無力感、焦りでクタッとなった時にも、わずかでも周りからの励ましがあったり、ちょっとした進捗に気付けると、「よし!葉を広げよう!」と顔を挙げて、周りからのエネルギーに目を向ける。葉っぱを広げさえすれば、太陽からの恵みを受けられる。この回数が多いほど、おいしくなる。

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そして、こうして育ったおいしい野菜を、毎日毎日、モコモコの作業着で収穫し続ける農家さんの姿。ほうれんそうを素早く丁寧に刈ってケースに入れていく作業に、言葉には出さないけど、食卓を囲む人への「想い」が込められていくことを感じました。

こんな想いを誰かに伝えたいなあ。

いつも鍋に入れているハクサイの兄弟たちです。同じように粉雪をかぶっています。頑張って、おいしくなり続けています!

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