8月30日放映番組『カンブリア宮殿』で、ソフトバンクCEO孫正義が、番組ラストでスタジオの高校生30人に語った言葉。
印象に残る言葉やフレーズが沢山あったので、ここに書き留めておきたい。
孫正義(以下孫)「丁度僕は、皆さんの頃に決意して、渡米したんですけども、若いということは無限大の夢があって、自分の持った夢に自分の人生は概ね比例する結果を生む。小さな夢だったら、その夢の範囲の中で、その夢の80%達成できるのか、50%なのか。やはり、夢はできるだけでかい夢を持った方が良いいんじゃないかというのが、一つのアドバイスです。もう一つは、夢を達成できる人と、できない人の唯一の違いは、その夢をどのくらい心の底から自分が達成したい、と凄い強い決意をし、その夢の達成に向かって、もう恐ろしいまでの情熱で努力をしたか、と言うことだと思うんですよね。夢の大きさというのは、何も金額的な大きさとかじゃなくてもいいと思うんですよね。『世界一美味しいパンケーキを作れる人間になりたい!』と言うことだってでっかい夢だと思うんですよね。『世界一上手にピアノを弾けるようになりたい!』これもでっかい夢だと思うし。『自分しか弾けない曲を作りたい』ってことだって・・・。僕は実は画家にもなりたかったでんですよ。。小学校の時にね。で、僕がなりたかった画家は貧乏画家なんですよ。」
村上龍(以下龍)「貧乏画家になりたかった??」
孫「そうそう。。」
龍「お金持ちの画家じゃなくて??」
孫「お金持ちの画家は、その時点でもう堕落してる。人に売るために絵を描くんじゃない。展覧会に出すために、絵を描くんじゃない」
龍「どんな画家が好きだったんですか?」
孫「僕はゴッホとかね。有名になる前のゴッホ。」
龍「だって、ゴッホは貧乏の出身なんですよね?」
孫「そう、だからゴッホのような生きざまが一番尊敬できる生き方です。要するに、画家ならね。展覧会に出して有名になるとかね、画商を通じて高いお金で売れるという画家を目指すというより、自分が一番書きたい絵、世の中の常識とは関係無しに、自分が一番納得する、自分が一番描きたい絵。それでも僕はもの凄い素晴らしいでっかい夢だと思うんですよね。どんな夢であれ、夢を描き、それがある種の自分の人生に対するビジョンだと、思うんですよね。そういう自分の夢も明確に持たずに、自分の人生に対するビジョンも持たずに、ただ生きていくために、どこかへ給料もらいに行く。『でも、今は現状それしか仕方がない』と言ってる間にあっという間に・・・、人生あっという間に終わるから。あっという間ですよ・・・本当に。あっという間に、50代になり、60代になる。『そうは言うけど、現実はこうだからと、そんな夢物語ばっかり語っててもダメだ』とか、『取り合えず目先の現実を踏まえて』とか言ってる人ほど、その現実の世界から逃れられないまま、人生が終わる場合が多い。現実が厳しいからこそ、自分の夢を、自分の人生に対するビジョンを、僕は、しっかり持つべきではないかな、と思います。志高く!」
おっさんもがんばろ。。
印象に残る言葉やフレーズが沢山あったので、ここに書き留めておきたい。
孫正義(以下孫)「丁度僕は、皆さんの頃に決意して、渡米したんですけども、若いということは無限大の夢があって、自分の持った夢に自分の人生は概ね比例する結果を生む。小さな夢だったら、その夢の範囲の中で、その夢の80%達成できるのか、50%なのか。やはり、夢はできるだけでかい夢を持った方が良いいんじゃないかというのが、一つのアドバイスです。もう一つは、夢を達成できる人と、できない人の唯一の違いは、その夢をどのくらい心の底から自分が達成したい、と凄い強い決意をし、その夢の達成に向かって、もう恐ろしいまでの情熱で努力をしたか、と言うことだと思うんですよね。夢の大きさというのは、何も金額的な大きさとかじゃなくてもいいと思うんですよね。『世界一美味しいパンケーキを作れる人間になりたい!』と言うことだってでっかい夢だと思うんですよね。『世界一上手にピアノを弾けるようになりたい!』これもでっかい夢だと思うし。『自分しか弾けない曲を作りたい』ってことだって・・・。僕は実は画家にもなりたかったでんですよ。。小学校の時にね。で、僕がなりたかった画家は貧乏画家なんですよ。」
村上龍(以下龍)「貧乏画家になりたかった??」
孫「そうそう。。」
龍「お金持ちの画家じゃなくて??」
孫「お金持ちの画家は、その時点でもう堕落してる。人に売るために絵を描くんじゃない。展覧会に出すために、絵を描くんじゃない」
龍「どんな画家が好きだったんですか?」
孫「僕はゴッホとかね。有名になる前のゴッホ。」
龍「だって、ゴッホは貧乏の出身なんですよね?」
孫「そう、だからゴッホのような生きざまが一番尊敬できる生き方です。要するに、画家ならね。展覧会に出して有名になるとかね、画商を通じて高いお金で売れるという画家を目指すというより、自分が一番書きたい絵、世の中の常識とは関係無しに、自分が一番納得する、自分が一番描きたい絵。それでも僕はもの凄い素晴らしいでっかい夢だと思うんですよね。どんな夢であれ、夢を描き、それがある種の自分の人生に対するビジョンだと、思うんですよね。そういう自分の夢も明確に持たずに、自分の人生に対するビジョンも持たずに、ただ生きていくために、どこかへ給料もらいに行く。『でも、今は現状それしか仕方がない』と言ってる間にあっという間に・・・、人生あっという間に終わるから。あっという間ですよ・・・本当に。あっという間に、50代になり、60代になる。『そうは言うけど、現実はこうだからと、そんな夢物語ばっかり語っててもダメだ』とか、『取り合えず目先の現実を踏まえて』とか言ってる人ほど、その現実の世界から逃れられないまま、人生が終わる場合が多い。現実が厳しいからこそ、自分の夢を、自分の人生に対するビジョンを、僕は、しっかり持つべきではないかな、と思います。志高く!」
おっさんもがんばろ。。